2020年02月25日 [Default]
サイババは光を非常に好んだ。彼は小売店主たちにいつも油を借りて、マスジッドと寺院では夜中ランプを灯していた。これはしばらく続いた。油を無料で提供していたバニアス(小売店主)たちは、あるとき集まって彼にはもう油をやらないことに決めた。
いつものようにババが油を乞いに行くと、彼らは皆はっきり”NO”と言った。ババは狼狽することもなくマスジッドに戻ると、ランプに乾いたろうそくの芯を置いた。バニアスらは好奇心から彼をじっと見ていた。ババはほんの数滴の油の入ったタムレル(ブリキのポット)を手に取り、そこへ水を入れてそれを口に入れ、それから容器の中へ戻した。
このようにしてブリキのポットを清めると、彼はブリキのポットから水をランプに注ぎ、灯りをつけた。ランプは燃え始めると、夜中燃え続けたため、これを見ていたバニアスたちはびっくり仰天した。バニアスたちは後悔してババに謝ると、ババは彼らを許し、これからはもっと信心深くなるよう言った。
(シルディー、サイババに頭を垂れよ − 皆に平安が訪れますように)
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