2020年03月04日
肺は気と魄(はく)を蔵す。
肺は氣を蔵す。その蓄えられた気によって、魄の精神活動が発揮できる。
喜楽が過ぎると魄が傷(やぶ)られる。魄が傷(やぶ)られると狂う。
肺氣が虚すと鼻がつまり、呼吸する力が弱くなる。肺氣が充満しすぎると喘息様症状を現し、胸苦しくなる。肺は全身の氣を巡らせます。その気の巡りによって、心臓の陽気や血液が全身を巡ります。また、胃も良く消化し、小便も良く出ます。
喜び過ぎると氣が一か所に滞り、肺の気は弱くなってしまいます。肺の気が弱くなると鼻を含めた呼吸器系の症状が現れます。また、肺の気が弱くなると魄に変化を起こし、ノイローゼやうつ病になる場合があります。
いずれの場合も、肺の気が流れる経絡を補い、氣を良く巡らしてあげます。また、深い呼吸が出来る運動をするのも一つの方法です。
肺の氣が充満(熱)しすぎの人は肺に熱がこもり過ぎ(高熱を伴うインフルエンザなど)ていますので、安静にしなければなりません。肺の氣の流れの通路にある「魚際」のツボや肝臓の気が流れる通路にある「中封=ちゅうほう)のツボや腎経の「復溜=ふくりゅう」を補います。それでも効果が弱い時は、肺の氣が流れる通路上にある「孔最穴=こうさいけつ」を強く押したり、太い鍼を差し込んだりして余分な気を外に出します。(寫法)
気の滞りを改善して、全身に氣を巡らす「救心感応丸 氣」麝香と牛黄配合です。■開運・長寿■伝統生薬配合漢方薬
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