2020年03月04日
腎は精と志を蔵す。
腎は精を蓄える。精がしっかりしていると、志の精神活動が発揮できる。
ゆえに、怒りすぎると志が傷(やぶ)られる。
志が傷(やぶ)られると健忘症になる。また、腰が痛んで屈伸できなくなる。
腎氣が弱く(虚)なると冷えやすくなる。実(過剰な熱)すると腹が張る。
腎の精は先天的(生まれた時)にもありますが、後天的(生まれた後)に胃で作られて腎に貯蔵されます。
腎の精を労働やセックスで使いすぎると冷えやすくなります。腰痛や脚弱、陰茎に症状が現れます。
精のエネルギーが弱くなりますと、志も弱くなるので、物忘れがひどくなります。また根気がなくなりますので、同じことを根気よく続けられなくなります。
逆にイライラし過ぎると、志が弱くなって腎のエネルギーが奪われ腎の症状が現れます。腎実とは、腎の部位に熱が籠った事を云います。下焦(臍より下)に熱が貯まりすぎると、腹が張って便秘(老人性の便秘)したり、排尿力が弱くなり、小便が気持ちよく出なくなります
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