2020年03月15日
坐骨神経痛
坐骨神経痛が発生する場所は、太陽が当たる陽の部位です。昼間は衛気(自衛隊の衛で専守防衛の役目)が巡っています。衛気は、熱を帯びた温かい気ですから、衛気が十分に循っておれば痛まないはずです。
痛みがある人は、衛気が(熱気)が不足しているからです。そして、夜中(陰の冷えの時間)や朝方痛みが劇しくなるなら、衛気の不足は決定的です。浅く鍼を差し、身体を温める漢方薬を服用し、衛気を補わなければなりません。※エンジェルスティックを痛むところに軽く当て指先に氣を集中させて氣を送り込みます。補法ですから、丸い方で強く擦らず、軽く数回こすった後に氣を入れます。
皮膚・筋肉・骨
このように、皮膚や筋肉、骨などのある外の部位が痛む疾病で、夜中や朝方に痛みが劇しくなるようなら、その人の身体は衛気の力が弱い、冷え(寒)の状態にあると見立てします。
肝炎などの炎症性の病気
次に、内臓に炎症を訴える患者さんの場合を考えてみましょう。内臓は営気(生体機能を維持し営むエネルギー)の多くある場所です。衛気は体の熱を調整する寒の性質をもっていますから、内臓に熱をもつもの(肝炎や腎臓炎など炎がつく病気は営気が不足していると考えます。
治療法
熱を発散させる漢方薬を服用させたり、少し深い鍼をして営気を補います。このように内臓に熱のある人は、夜になると症状が悪化します。これは夜になると、衛気(熱気)が内蔵の部(陰の部)に帰ってくるからです。※エンジェルスティックの丸い方で強く擦って、深部にある邪気を表面に浮き上がらせるとともに深部に刺激を与え細胞の活性化をします。こすれば熱は表面に出てきます。邪気を出せば正気は入りますので、これを行った後尖った方の先端に全意識を集中して氣を送り込みます。
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