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2021年11月27日 [霊障]

NO304・・・霊感(インスピレーション)3

インドの哲学ヴェーダー・ウパニシャドは自我の神秘を教える。ヴェーダー・ウパニシャドは、積極的なもの、真なるものを破壊することなく、否定的なもの、真理の妨害となる物を破壊することを教える。

 妨害否定物とは無知のことである。無知をとりのけたら、視覚の蔭薇物(いんびぶつ)なる瞼があかって永遠真実なるものが見える。自我は、自我なるが故に尊いと思うのは無知である。インド語のダールマという言葉は、深刻な意義を含む。

 万物の最も深い性質、精気、含蓄的真理がダールマである。ダールマは、われわれの自我の中に働いている最高目標である。この目標への達得・・・永遠無限なる調和という霊体への到達を可能ならしめる力がヨガである。

 自分を一面から見れば、矛盾しているようだが、無知の掩(おお)いをはぎとって見れば、矛盾したものが実は本質的に一つである。孤独から孤独への飛躍は淋しいようである。然し、淋しい孤独のインスピレーションによって達得すれば、一切との統一が不思議にも実現される。一即多、多即一が体認される。

■中村 天風 一日一話より
5,やればできる
 やらなければだめだよ、何だって、やればできるんだから。俺は不器用だとか、俺は物覚えが悪いだとか、
それがいけないんだよ。

 たとえ不器用だろうと物覚えが悪かろうと、十篇やって覚えなかったら百篇やってみろ、百篇やって覚えなかったら、
千遍やれ、そしたら覚えるから。

 どんなことでも、できないことほど、できると尊いことなんだから一生懸命やれよ。
そうすると、だんだんだんだん自分の生活自体が、自分の理想や希望に近い状態になってくる。

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