2021年12月23日 [除霊]
中村天風著 一日一話より
40,何も考えず寝る
眠りにつくまでの間、何も考えないで眠りに入るのが本当の
理想なんです。
それが出来ないのであれば、夜の寝際(ぎわ)、できるだけ
昼間関係した消極的なことを思い出さないようにすることであります。
人間の夜の寝際の心は「特別無条件同化暗示感受習性」という状態に
なっていて、ちょいとでも、考えたことはパーっと潜在意識に刻印され
ちまうんだ。
だから、昼間どんな腹の立つことや悲しいことに関係した場合であろ
うとも、夜の寝際の心のなかは断然それを持ち込んじゃいけないんだ。
■補足
ここには重要なことが書かれています。寝際の思考が潜在意識に刻印されるとのことでありますから、潜在意識に記憶されたことが人生の設計図なら、その設計図を書き直すのも潜在意識と言うことになりますので、潜在意識を変えれば良いことになり、変えるのは寝際の思考によって変わるという事になります。なら、簡単じゃないですか?寝際に自分が希望する未来を思いながら寝れば良いし、神と繋がりたいなら好きな神のマントラを唱えながら眠りにつけば良いことになります。
反対に悲しい事や悲観的なことや苦しい未来を思いながら眠りにつけば、その通りの将来が訪れるという事にもなります。人を恨みながら眠りに入れば、自分にも恨みのエネルギーが返ってきます。つまり人生は自分が決めていることになります。「嘘も100回言えば真になる」という言葉もありますので、余命宣告された人は、その恐怖を潜在意識から消し去る事です。消し去るには、後20年生きる人生設計を寝際に潜在意識に刻印することです。20年かけて自分がやりたいことを念ずるという事です。例えば、世界中を旅行する夢を見ることです。
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