2022年07月07日 [湯布院のお地蔵さん]
NO10・・・チェンナイの聖者探し
2022年07月07日 | 湯布院リーディング
チェンナイは昔のイギリス読みではマドラスでイギリスとの貿易の窓口となっていた大都市です。また、シルディーババのお助けにより事業の大成功を収めた実業家はシルディー村に1000室のアパートを寄付したことで、シルディー村では有名な都市でもあります。この実業家は、人生の分戯点で右に行くべきか、左に行くべきか迷っていた時に、白い服を来た背の高い老人が出て来て、こっちに行けと教えてくれたそうです。疑うことなく、その通り進んだら大成功で、そのお礼として4階建てのアパートを寄付したとの事であります。
インド人が泊まる聖地の宿泊所は大概が6畳一間が多く、その部屋に4〜6人泊まるのが普通で、宿泊費も一泊一部屋50ルピー(100円)くらいがほとんどなのですが、日本人には絶対無理な構造になっています。日本式のトイレの上から水が出てシャワーするなどは、普通で、ダニも普通ですので、いくら修行の旅と言っても、私には絶対無理な事で苦行になるでしょう。お釈迦さまは、悟ったあと、このように言いましたね「私の6年間の苦行は無駄だった」を都合よく解釈して、せめて500ルピーくらいのホテルに泊まりながら過ごしたのです。
あと、アガスティアの葉で有名なのですが、私は余りお勧めすることは出来ないですね。ちょっと?怪しい?が私の経験から言えることです。もう観光化され、人間も周りのお寺も摩れてますね。もう一つお知らせしたいことは、チェンナイ空港のムンバイ(ボンベイ)行きの列に並んでいると、数人の人が近寄って来て頼みごとをされるのです。貴女は、シルディー村に行くのですか?と尋ねられます。シルディー村に行きますよ。と答えると、ドネーションをババに渡して欲しいと100〜200ルピー渡されます。当時のインドの日当は80ルピーくらいですから、インド人のタクシードライバーや空港の作業員にとっては、大金になるでしょうが、見ず知らずの人に預けるのですから、とても日本人には、真似の出来ない信仰心があるのでしょうね。
それと日本人は、チェンナイでは非常に信用があるように感じていました。これは多分戦争と関係があるのでしょうが?チェンナイの北側には、ミャンマーや中国と国境を接するインパールがありますので、インパールに常駐するイギリスの航空部隊のせん滅に向かった日本兵に感謝の気持ちかも知れません。後にインパールがある州のナーガランド州に行く事になるのですが、日本人はとても歓迎されることから推察しても、関係があるように思います。日本が勝ったらイギリスから独立させる約束があったのですね。
名刺版のカードを癒しの森湯布院の仙人からギフトされました。残念なことに住所が湯の坪通りになっているのですが、正確には湯の坪街道です。まあ〜大きな問題ではないので気にしない事にします。店頭のお地蔵さんに会いに来たよ!と、お声をかけて頂ければ差し上げますので、是非来てくださいね。
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