2022年08月18日 [シルディーサイババ]
2022-08-17 | シルディ・サイババ
自分の能力に目を向けようともせず、いつまでも他人に頼り続けているなら、あなたは自分をどんどん下落させてしまいます。「あの人は凄い。彼は素晴らしい。自分は駄目だ。彼は偉大だ。素晴らしい人だ。自分は何て駄目なんだろう。」そうやって自分をどんどん突き落としているのです。自分を全く信用せず、自分に価値を認めず、自分の心の底から湧き上がる思いを実行に移すこともありません。自分の考えを、あるで試していないのです。気にしているのは他人の事ばかりです。だからあなたには問題が山積みなのです。そういう状態だから、いつも自分より他人の方が魅力的に見えてしまうのです。
■マントラの唱え方のご質問を頂きました。
Q:満月行のプージャの時に唱えるマントラの後にオーム スワハーを唱えますが、これは家でマントラを唱える時にも
加えるのですか?つけ加える時と加えない時の違いを教えて下さい。
A:これは、多くの人も疑問に思っているかもしてませんね。聞きたいけど、今更聞きにくい人の為に解説します。
空海さんの真言(マントラ)の最後には「ソワカ」が付け加えられます。このソワカは神に対する感謝の言葉であり、どうかお願いしますと言う意味が込められています。私たちが満月行で唱える時は、最後に「オーム スワハー」が付け加えられます。このスワハーは火の神であるアグニー神の奥様の名前でインド読みはスヴァハーになります。私たちは、ご神木に願い事を書いて神に願いを叶えて頂く為に、その願いを叶えて頂けるに最もふさわしい神にお願いすることになります。例えば、お金や美貌が欲しい場合は「ラクシュミ神」にお願いすることになるのですが、ただ漠然的にお願いするより、直接神にあってお願いした方が心が通じると思うのですが、現実的にはそれは無理ですので、仲介者を通してになります。
その仲介者がアグニー神になるわけで、アグニー神は手ぶらでお願いには行けませんので、香木や特殊オイルやお花やインセンスなどの高エネルギー体を焚くことによって得られるエネルギーを神に届け、お願いする事になるのです。アグニ神を本気にさせるには、誰かが発破をかけなければなりません。旦那さんが仕事に出る朝、奥さんが今日も一日家族の為に頑張ってねと言うのと同じです。
ゆえに、私たちは、先ずは奥様であるスバハーを讃えるのです。あなた(アグニー)!皆さんに、こんなに供物を用意して頂いているので、手抜きしないでチャンと仕事をしなさいよ。なのです。そして私たちは、神様に本気度を知らせるためにマントラを唱え続けるのです。どうかお願いしますと真剣に唱えるのです。その様子を天上界から神様は覗いており、本気の人には本気で応え、いい加減な人には、いい加減で済ませるのです。今は、様子見と思い真剣になるまで本気にならない神さもいるかも知れません。本気でお願いすれば、本気で返してくれるのが神様なのです。私はダメな人間だから、神さも本気になってくれないと思うと、神様はその通りに動きますので、真剣が必要なのです。ゆえにプージャ以外の時には、供物を捧げませんので、オーム スワハーは必要ありません。その分早く唱える練習をしてください。
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