2023年02月17日 [シルディーサイババ]
NO755・・・信じる心
2022-09-28 | シルディ・サイババ
私たちの思考には、天使と悪魔が住み着いています。この善と悪の心は、常に自分の都合によって無意識状態で使い分けているのですが、自分にとって都合が悪いように事が運ぶと悪魔の思考回路に切り替わり、自分にとって都合が良い状況が発生すると天使の思考回路が開きます。このどちらも自分の深部に潜む思考が調整していますので、思考が乱れないようにしっかりと確固たる信念を養わなければなりません。
確固たる信念を養うための初期が神は存在するか、存在しないかの葛藤であります。悪魔に思考が引き寄せられると、神を否定する事になり、自分の都合の良いように事が運ぶと神に感謝します。神を否定する自称無神論者と言う方でも深部に潜む思考は神を認めているわけになります。人間に生まれたのは、神の一滴の雫のエネルギーですから、否定しても否定のしようがない事は本人が一番知っているのですが、なぜか無神論者と言う人がいます。
無神論者とは、本能だけで生きている動物界の生き物であって理性と創造を持っている、人間には適用しないのでありますから、神が存在する世界が人間界であり、神の力無くして人間界は成り立たないし、そのような人には奇跡も起こらないわけです。
信じる者は救われる意味を理解しなくては奇跡も起こらないのです。ゆえに私たちがいくら神のエネルギーを注ぎ込んでも否定する人には思ったほどの効果は出ません。その人は、治ったら神に支配されるし、自分の人格も否定されると思っているのです。ここまで成功したのは、自分の努力と才能であって神の力ではないと否定し続けているのです。
これが無いと此処まで来れなかったかも知れませんので全否定はしませんが、いくら頑張って絵を描き続けても一流の画家にはなれないし、いくら作曲家を目指して努力しても、いくらスポーツに精出してもオリンピックの選手にはなれません。多くのスポーツ選手は勝利の神が降りて来たとインタビューで言います。努力して一流になれるなら、20歳の女子ゴルファーより40歳の女子ゴルファーの方が強いはずですが、現実は違います。
7〜8年前警視庁から刑事が4人来たことがあります。虎の爪の件でいきなり令状を持ってきて家宅捜査されたのです。この当時は、登録票が必要になった時期であり、裏付け捜査の為であったので当然不起訴になったのですが、しつこく尋問されました。この時一人の若い刑事が「あなた達がやっている神のヒーリングと言うのは、本当に効果があるのか」と、詐欺師を見る目で私に質問したのですが、私は即座に、あんたには効かないと言いましたら、他の刑事は納得した顔で微笑んでいました。
これが結論なのです。病気を創るのも治すのも自分であって医者が治すのでもなければ、ヒーラーが治すのでもないのです。治すのはあなたの思考回路の調整なのです。罠にかかった鹿が農園を荒らしに来たことがあります。足の先が罠で切断されていたのですが、生きています。鹿の世界には医者はいません。誰が治したのでしょうか?この鹿はただひたすらに舐めて舐めて治したものと思われます。これが本能であり、進化した人間には、あれをしてはいけない、これをしてはいけないと言う理性が備わっています。また創造が備わっています。心配と言う創造する心が備わっています。この創造を誤った創造にしてはならないのです。思い上がりを制御するのが理性で、良くも悪くもするのも創造の力と思うところです。
〒879-5101
大分県由布市湯布院町塚原135