2024年12月19日 [ソマチッド]

ソマチッドと７１４Xの真実　P３８６より抜粋

　ソマトスコープで見る血液は、ソマチッドが揺れ動くミクロの宇宙そのものであった。赤血球の中には、ソマチッドがいくつか見られるのも、そこからソマチッドという生命が自発的に誕生している事を示している。

　健常でない血液の場合は、そのソマチッドが赤血球から出られなくなり、爆発してしまうらしい。これは、難産であっても、それでも希望に向かう小さな「ビッグバン」である。

　こうして、ソマチッドというエネルギーが血液に溢れようと目論む。ところが、このエネルギーは、メンタル面の不調があれば、一緒にダメージを受けてしまう。

　シュタイナーのみならず、これまでの多くの霊的な透視者、気やホメオパシーの治療家んどの言葉を借りれば、「病そのものが、肉体に限定されていない」のだから、ソマチッドのエネルギーもスピリチュアルなエネルギーの連携が当然あるものと推測できる。

　むろん心身の連携は、今日の心身医学で十分認識されており、メンタル面のケアが身体の回復への重要なポジションにあるのはすでに自明の理であろう。

　そこで、ガン患者のプロテクションバリアを補強し、免疫系を改善するには、身体だけでなくメンタル面にも大きな注意を払うことが重要なポイントになる。

　千島学説の「気・血・動の調和」や「心身一如の弁証法」といった発想も部分的な現象を生命の大きな全体性に誘うものである。その千島学説の提唱者である千島喜久男さんは、ガンを無限に分裂増殖するものではなく、慢性炎症に過ぎないと定義している。

　「それはすなわち、ガン細胞を手術や抗ガン剤、放射線による「ガンの三大療法」で攻撃して排除する発想が、どれほど無意味なのかを表明することにもなる。

　ガン細胞は、攻撃療法で免疫力を疎外された体内環境や精神環境で反ってレジスタンス化してしまい、頑迷（がんめい）なサバイバルを試み始める。

　つまり自然治癒力がうまく機能しない過酷な生態環境にガン細胞がさらされ続けると、今度は、別の臓器で発ガンするようにもなるのである。これを現代医学では転移と呼んでいるが、実は、これは免疫力の低下の為に起きた立派な発ガン現象だといえそうだ。

　現代医療は、どこまでもガンを悪者として排除する攻撃療法を行っているので、それによりひどい副作用を伴いながら健全な正常細胞まで傷つけてしまい、簡単に別の臓器からの発ガンを促してしまうのが現状である。　続く