2025年01月07日 [ソマチッド]
ガン呪縛を解く P417より書き写し
赤血球や人体のいたるところに、細胞よりはるかに微小な生命体ソマチッドが無数存在するという事実は、現代生物学や医学を根本的から変革する威力を持っている。
現代医学は細胞を生物の基礎単位とし、生命のメカニズムをDNAなど分子生物学から解明しようとしているが、化学反応がいかに細胞に分析されようとも物質から生命へのジャンプは謎のままである。
しかし量子真空の「波の場」の中で波動(情報)がソマチッドとして最初の生命分化の具体的な形態を現わし、それがAFD現象により進化して赤血球に、体細胞に成長して行くと考えれば、物質から生命への過程の「失われた環)も見えてくるのではないだろうか。
千島が直感していたものはまさにそれだった。千島は生命進化のプロセスを発生論、進化論的に考察し、「超エネルギーの凝集→エネルギー→素粒子→原子→分子」と考えていたが、そこには量子物理学とソマチッド理論等などを加えれば、「気」からソマチッド、そして「血」への進化プロセスと「気血一体」の重畳的構造が、一段と鮮明になって来る。
千島自らがいう様に「千島学説はまだ荒削りの理論」であっても、千島没後の数多くの研究成果が、千島学説の正しさを裏付けてくれているように僕は思える。
さて、終章のテーマは、「健康回帰の道しるべ」だが、「回帰」という以上は、先ずその出発点(原郷=健康な自分)と、そこからここまでの道のりを知らなければならない。
ガン患者から健康な自分に回帰する為には、まず何よりも帰り道の明解な道しるべが必要なのだ。それなくして不安と恐怖に突き動かされるまま、ただガムシャラに走ってしまっては、いつしか迷路やワナにはまり、やがて疲れ切って息絶えてしまう事もあるからだ。
それも、健康回帰の道」が分からないからであって、ガン患者たちは現代医学のガン治療マップが示す道を、医師たちの道案内を全面的に信頼して、ひたすら健康な自分に帰れる日を夢見ている。
しかし、これまでに同じその道を歩いて行った多くのガン患者たちは果たしてどうなったか、彼らの圧倒的多数が「原郷(はらごう)=健康な自分」への帰還ではなくて、悲しくも「死の墓標」へとたどり着いてしまったのではなかったのか。
これに対して千島学説は、「帰るべき回帰の道」をはっきり示してくれている。すなわち、ガンなどの病気の原因は異常血球・リンパ球が病変文化したものだから、健康回帰するには赤血球を健康な状態に戻せばいい。
「気」は量子真空世界の現われでもあり、意識や考え方、感情などが「血」に強く反映されて来る。それだけにストレスやトラウマは要注意で、その反対に何かで一気にジャンプして全身をコヒーレントな光で満たすことができるなら、強烈にプラシーボ反応が働いて「劇的な治癒」も起こりうる。
そんな奇跡めいたことは期待せずとも呼吸法やイメージ療法等などで気の調整が可能なら、それはプラシーボ反応を呼び起こし、当然血液にも影響を与える。しかし、氣の効果だけに頼るのは危険であり、やはり最も基本になるのは「血の健全化」であろう。
そしてそれには血の素となる食を根本から正す事、それに加えて血流を正常化するための「動」もまた重要な要素になるだろう。これを健康な自分への回帰の道標として示せば、「ガン→赤血球→ソマチッド→食と気→電子→量子真空」という事になるだろう。
これはがん組織が誕生するに至った逆の経路であり、だからこそ、「回帰の道」と言えるのだ。と言っても、自分で「回帰の道しるべ」を悪人する事は難しい。
赤血球もソマチッドも自分の目で見ることができず、もちろん「気」も「量子真空」もまるで幻の世界のようであるからだ。しかしその「回帰の道」には一つだけ誰にも分かる確かな道しるべが立っている。
それは血液を造る「腸」であり、腸の状態は便通や皮膚観察などを通して、誰もが比較的はっきり確認することができるのである。
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