病気発症の原因|気功療法や難病漢方相談は大分県湯布院町の仙人の健康相談室(医薬品販売業登録許可)へお任せ下さい。水と塩とミネラルを抜きにしては健康を語る事は出来ないのです。このどれか一つが欠けても人間は生きて行けないのです。

漢方薬・火の儀式・除霊ヒーリング 仙人の健康相談室
大分県宇佐市の気功療法
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あらゆる病気が起こる原因

1、不妊症・キレル子 2、心臓肥大症 3、冷え性の原因 4、脳幹と頭痛
5、足がつる 6、癌や糖尿病 7、便秘・食欲不振 8、血行障害・排尿障害
9、だるい!キツイ! 10、老廃物の排出 11、肌カサカサ 12、腎臓
13、昏睡状態 14、高血圧 15、癌(ガン)発症 16、肌はつるつる!
17、喉の渇きは 18、糖尿病・心臓病 19、酸と癌 20、動脈硬化
21、骨が痩せる 22、糖尿病 23、酷使される目 24、涙の量が減る
25アトピ・アレルギ 26、胃潰瘍 27、病気と祈り 28、■仙骨の重要性

上記の気になる「症状」を読むには↓下にスクロールして下さい。

除霊とあらゆる病気の元(脳の指令系統)を改善するゴッドヒーリングパッド
  人間や植物は長い進化を経てやがて地球に根付き、生命活動を行うようになります。生命は陸に上がったのですが、決して海と無縁になったわけではないのです。海の成分無くして生命はあり得ないのです。人の身体の中を流れている体液や血液も、そして女性が体内で新しい生命を育むための羊水の全ては、海水と同じ組成を持つ海水を薄めたものである事を理解する必要があるのです。

「海の中には母がいる・・・」なのです。

 このように水と塩とミネラルを抜きにしては健康を語る事は出来ないのです。このどれか一つが欠けても人間は生きて行けないのです。

 現在の環境を考えると分かるように、海は公害に汚染され海岸には、太古のようにミネラルたっぷりの海水は無くなっていることを、ここでは覚えておいて下さい。そして、塩の製法も変わってきました。現在の塩の成分は純度99%の全てのミネラルを削ぎ落したNaClである塩化ナトリウムの結晶であるのです。それはかっての海と太陽の恵みたっぷり受けたミネラル入りの塩でなく化学工業薬品になっているのです。水も同じく水道水はカルキ(次亜塩素)がたっぷり入った水道水になっているのです。

 

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このカルキは食品から、生命維持に欠かせないミネラルやビタミンを奪うのです。そればかりでなく、私達の体内に蓄えているミネラルも奪ってしまう性質を持っているのです。

野菜を作る土も変わってしまった!

 米や野菜、農業の基盤となる土にしても、あれこれいじりまわして、結局は、同じ種類の野菜や米しかとれないような、野性味のない、リン、窒素、カリの多い偏食させた土にしてしまい、その土からとれる野菜、作物には昔の野菜の味や栄養(ミネラルやビタミン)を求める事は無理なようであるのです。

塩・白米・砂糖の三白の害(ストレス)

 そして見かけを良くする為に、作物本来の色から主婦が好む清潔な白に漂白したものが流通するようになり悲劇に助長したのです。真っ白い小麦粉、真っ白な砂糖、真っ白な米、そして真っ白でさらさらとした美しい塩・・・・・すべて不自然なのです。これらは流通、経済を優先させ、見かけを良くするためにミネラルやビタミンを削ぎ落し、見た目美しく、大量生産された食品群となったのです。

本当に塩は害があるの?(動脈硬化・高血圧)

 塩はそんなに悪いものなのでしょうか?とんでもありません。冒頭説明しましたように、ミネラル、塩、水は生命にとっては切っても切れない重要なものです。このどれが一つ欠けても生命は維持できません。「生命体は、内に体液という名の海水をたたえ、その中に体細胞という名の魚を飼っている水槽である。」と云われています。
 まさに私達の体液は、海の水をそのまま薄めた塩水と同じなのです。人の細胞の一つ一つの中にはたくさんの水が蓄積され、その中のミネラルバランスを保つ事によって健康が維持されているのです。水分の4分の3は細胞内に、3分ぼ1は、細胞外液といって、細胞組織の間隔を満たしたり、血液、リンパ液として体内を流れています。
 ※細胞外液の細胞組織の間隔を満たし過ぎたのが、水太りであります。それらを抜く事によって血液とリンパ液の水も少なくなり元気に活動できます。少なくなりすぎると血液も粘って成人病の原因の一つになるのです。
 人間を含む動物の生命組織は、物質を全て水に溶かした水溶液として吸収し、そして排泄しています。水の状態によっては、同じ栄養素でも体にすんなりと吸収される場合もあれば、極めて吸収しにくい場合もあるのです。排泄されなければいけない毒素にしても、水によって異なるのです。それらは物質を良く溶かす水かどうかなのです。つまり、同じ生命維持必須ミネラルでも塩でも、電解・イオン化されているかどうか、つまり、水に溶けた状態であるかどうかによって、体内での代謝・吸収と排泄の効率がまるで違ってくるのです。このようにミネラルと塩は水の性質を決定づける重要な立場を担っているのです。

1、純度100%の怖さ(不妊症・キレル子供)

 私達人間も植物もすべては宇宙の一員であることを最初に頭の中に入れて下さい。私達人間が普段食べている物は、肉も魚も、野菜も穀物も、全てが自然界に存在するものであり、「純粋」なものは何一つないのです。
 それぞれに複雑な物質の構成を持ち、さらにバクテリアなど多くの害をする不純物も理由があって存在しているのです。・・・つまり全体として一つのバランスある宇宙を構成しているのが食べ物なのです。それを食べる人間もまた自然界の住人であり、多くの不純物を宿して生きています。(腸内のインドールなどを発生する有害な菌とビフイズス菌などの体内に必要な菌の関係、バクテリア等です。)
 ここで考える事は純粋と不純物においてこの生命が生かされているのなら、純粋を求めて作られた医薬品は毒ではないかということです。食は不純(ミネラル・マグネシウムのニガリ等)なものこそが有益であり、純粋は有害なのです。現に100%である精製水は赤血球を破壊し、純酸素は目の網膜を溶かしてしまい、精製塩は、高血圧など様々な健康障害を引き起こします。
 このように科学の発展と伴に人間の純粋を求める、誤った考えにより、化学肥料等の副作用により生物のとしてのバランスを壊し、野菜も病んでいるのです。したがって栄養面でバランスの良い食事をとる事は現在において不可能と言わざるを得ないのです。人体にとって最も重要なミネラルは慢性的に不足しているのです。これら環境の変化により戦後のミネラル摂取量は激減し、特にマグネシウムは半減するに至っているのです。

不妊症拡大表示(別ウィンドウで開きます)

キレル

このミネラル不足においてあらゆる病気が蔓延しているといっても過言ではないでしょう。微量元素である亜鉛の不足により、不妊症やキレル子供の原因となっているのが実情であります。
 これらのミネラル不足の、精子や卵子から生まれる子供たちの健康も重大になりつつある事に注目しなければ、明日の明るい日本はないと思われます。近年朝立ちしない大学生が増えているとの統計も発表されています。食による間違いやストレス社会を生きていくにも、しかっりしたミネラルとビタミンは避けて通れないのです。
 塩の溶液(ミネラル)でもある人の体液は、60兆個以上もの細胞をその溶液のなかに浮かべ、新陳代謝を司っています。血圧や体温などを一定に支える、ホメオスタシス(恒常性=こうじょうせい)を保つ働きもしています。もちろん、血液のPHバランスを弱アルカリ性に保っているのも塩や野菜のミネラルです。
 全て動物の筋肉は、ミネラルの浸透圧パワーで動きます。だからどんなに体を鍛えてもミネラルが不足するとたちまち脱力感に襲われ、スタミナを失って疲れやすくなり、腸の筋肉が弱まる為に便秘になるのです。不妊症コチラ

2、ミネラル不足と心臓肥大症

3、体熱のコントロールと冷え性の原因

 夏の暑さや激しい運動で体温が上がりすぎると、体は濃い汗(塩とミネラル)を多量にかき、発熱体である塩分を体外に出す事で体温を下げようとします。これが過ぎると塩分不足のいわゆる脱水症状となるのです。反対に寒いと体液中の水分だけを排出し、その分体内の塩分濃度を高めようとします。これが「冷えるとトイレが近くなる」という現象であります。したがって、この場合の尿には塩分が殆ど含まれていません。冷え性の原因の一つはこの塩分濃度の不足による体温コントロール障害なのです。

4、脳幹と頭痛(ミネラルは導電物質)

 人間の生理機能は脳幹からの電気信号(電流)によってコントロールされています。塩分やミネラルが電気を通す事はご存知のことであります。人の体内ででは塩分濃度が不足すると電流が良く流れなくなるために、情報伝達がうまく行かず、全身的な体調不良を起こします。強引に働かせようとすると脳幹に無理がかかって頭痛がするのです。

5、ミネラルと細胞(足がつる)

足がつる拡大表示(別ウィンドウで開きます)

足がつる
人間の細胞の内液にはカリウムイオンが多く、外液にはナトリウムイオンが多く存在して体調を整えています。このナトリウムイオンが汗と一緒に体外に出すぎますと、細胞内のナトリウムが不足し、筋肉の収縮と弛緩の連携がうまくいかず収縮した状態になり、この症状が足がつる等として表面化するのです。外液にはナトリウムイオンが多く、その他の微量のカルシウムイオン、マグネシウムイオンが存在しています。
 ストレスが発生すると細胞内のカリウムイオンは細胞外のナトリウムイオンと入れ替わる性質があります。カリウムが細胞外に漏れオシッコに出た時が低カリウム血漿となり、酸性体質の状態で転倒などを起こします。(利尿剤の副作用等)このようにカリウムが細胞外に出て細胞内にナトリウムが増えた状態を酸性体質と云い、様々な成人病の原因となるのです。
ストレスの最大の原因は、自分の一番大事なものを人に奪われたり、自分の思い通りにならない時に起こります。それをコントロールするには野菜や天然の塩などに含まれている天然や自然のミネラルが必要なのです。ナトリウムとカリウムが適度に入れ替わりをすることにより、神経細胞は正常に活動し、脳幹からの指令を上手く細胞の一つ一つに伝達する事が出来るのです。そのメカニズムに変調(遺伝子スイッチの錆び等)をきたしますと、ある時はキレタと言われる症状や脳障害や心臓病等のあらゆる病気の元になるのです。
 反対に何事も自分の思い通りになり、ストレスを受けない状態になりますと、免疫力の低下につながり、やはり成人病の原因の一つになります。いわゆる、この世に存在する生物は適度なストレスも必要であり、純粋には危険があるという事です。

6、癌や糖尿病

癌や糖尿病などはナトリウムイオンとカリウムイオンの細胞内のバランスが壊れ、細胞内の核にまで影響が出た時に起こりますので、常に細胞のデトックスを行う必要があるのです。筋肉細胞の外液にナトリウムが多く、カルシウムやマグネシウムが少ない時は、筋肉は弛緩し、逆に内液にカルシウムやマグネシウムが多く、ナトリウムが少ないと収縮し、筋肉がこわばり五十肩や神経痛や腰痛や血流障害から内臓疾患の原因になるのです。

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このように浸透圧パワーを持つナトリウムは緊張や弛緩に大きく関わり、脳や脊髄から信号が送られる事により、心臓の筋肉やすべての筋肉に影響力を持っているのです。

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7、ミネラルと内臓について(便秘・食欲不振)

 消化器系の不調を訴える多くの方には、体液が薄く血中の塩分濃度の低下(ミネラル不足)が考えられます。その為に胃や腸のパワー(蠕動力=ぜんどうりょく)が落ち、便秘がちになり食欲不振になります。ワタナベオイスターでミネラル血中濃度を正常な0,85%まで高めれば消化系はグッと引き締まりパワーを取り戻す事が出来るのです。

8、ミネラル不足が長期間続くと(血行障害・排尿障害)

 食欲不振の人で、しきりに、のどの渇きを訴える人がいます。多くは清涼飲料水や砂糖やアルコールの愛好者ですが、このようなケースも血中塩分濃度が下がっている場合が大半です。のどの渇きは基本的には血中塩分濃度が高すぎる為に生じるのですが、逆に水分過多で薄まったりして低すぎる時にも起こるのです。
こういう人は、いくら水を飲んでも喉の渇きは収まりません。すでに毛細血管や腎臓糸球体がふやけて血行障害、排尿不良を起こし、身体中に老廃物が貯めこまれ、いくら水を補給しても間に合わない状態です。ドブ川と同じく水を流しても駄目なのです。
その時は、MRE輝源でドブ川の大掃除が必要となります。同時にワタナベオイスターを多めに補給して、血中ミネラル濃度を正常に戻す事によって、ナトリウムが老廃物の吸引作用、つまり新陳代謝が始まり、渇きは収まり、食欲も出てきます。塩化ナトリウムは体内で塩素イオンとナトリウムイオンに分かれ、塩素イオンは胃酸を作るベースとなり、ナトリウムは腸で吸収される際、アミノ酸を一緒に細胞内へ引き込む役割を担っているのです。しかし、アミノ酸を多く摂っても吸収されないと栄養不良の原因となります。

9、だるい!キツイ!思考力が働かない時もミネラル不足

 いまどきの若い奴はヤル氣がない、根気がないと良く言われます。本人がいくらやる気を出してもミネラルのナトリウム不足の為に身体が動かないのです。ナトリウムが体内に不足しますと、体力パワーは失われるのです。このような症状には、「ワタナベオイスター」で氣を作り、「救心感応丸 氣」で気力を増し、全身に氣を配るのです。
 昔、囚人が暴れると塩抜きの食事にしたのは、この原理なのです。ナトリウムは他のミネラルイオン群とのバランスにおいて、細胞組織内外の浸透圧(ナメクジに塩をかけると中の水が外に出る原理)を一定に保つと同時に、老廃物を体外に捨てる為の原動力としての役割を担っています。
ですからミネラルのナトリウム分が不足すると体内の老廃物は外に捨てられなくなり、体内は変調をきたすのです。つまり、疲れやすい、根気がない、全身がだるい、思考力が鈍る等の症状が出てきます。

10、細胞の仕組み(老廃物の排出)

栄養分や水分の吸収と老廃物の排出のメカニズム

 私達が、ミネラルを摂ると細胞外液のナトリウム分が濃ゆくなり、浸透圧は高まります。そこで内外の浸透圧を一定に戻そうと外液、内液間に外液のナトリウム濃度を薄めるべく内液中の水分が引っ張り出される形で水分の移動が起こるわけです。
 人間はこのような移動を利用して栄養分を吸収したり、老廃物を捨てたりしているのです。ナトリウムはこの浸透圧を一定に保つことで老廃物が含まれた尿を外に出し、同時に渇きの信号を脳に送って水を補給するように私たちに促すのです。
 こうした働きを持つナトリウムが不足すると、栄養の吸収にも老廃物の排出にも障害が起きます。求める栄養が得られず、捨てがたいものが体内にどんどん貯まってしまう。その結果、「やる気がない」「根気がない」「朝起きられない」という症状が出てくるわけです。これらの問題は、ミネラルの補給で解決する事は言うまでもありません。

11、肌カサカサ、傷の治りが遅い人の共通点

 ミネラルのナトリウムイオンが体内に不足すると、新陳代謝は衰えてしまいます。私達の細胞は細胞膜を通して必要な栄養素を細胞外から取り込み、代謝の結果できた老廃物をまた細胞外液に出していて、この内液、外液間の物質の移動は浸透圧の差を利用する形で行われています。
 この時ナトリウムイオンの量が少ないと物質移動が活発に行われなくなり、新陳代謝がうまく行かなくなるのです。その為、新しい皮膚の再生が遅くなって、皮膚がカサカサしたり、傷の治りが悪いのです。

12、腎臓はミネラルが足りないと弱ってくる!

 ナトリウムは腎臓の働きを促進する役割を担っています。腎臓は血液を綺麗にして、一部再吸収するという働きをもっていますが、この働きはナトリウムイオンによって助けられています。そんなナトリウムに出さないように機能し始めます。そのことが腎臓に大きな負担になり腎臓は弱ってしまうのです。そのうえ尿の量も減るので、体内の老廃物が体外に排泄できなくなるのです。

13、炭酸ガスと乳酸ができるメカニズム(昏睡状態)

 私達の細胞の呼吸によって絶えず炭酸ガスを発生しており、それが血液に溶けると重炭酸になります。また激しい運動をすると呼吸は激しくなり、酸素が不足し乳酸が作られます。これを放っておくと血液は酸性になり、酸性になると意識を失ったり、極端な場合は死亡するのです。
 そこで大急ぎで酸素を補給し、体に乳酸が出来るのを防ぎます。ナトリウムイオンには血液の酸性化を防ぐ働きがあるのです。ナトリウムイオンはアルカリ性なので、強い酸と結びついて体液を中和させ、体をアルカリ性に保つ役割を果たしています。
 激しい運動で体に乳酸が出来ると、ナトリウムイオンは乳酸と結びついて乳酸ナトリウムになる事で乳酸を中和し、血液の酸性化を防ぐのです。健康な血液はPH7,4ですが、これがわずかに変化しても、人体は危険な状態に陥ります。たとえば、PH6,95と、わずか弱酸性になっただけで、人は昏睡状態になり、ついには死亡に至るのです。

重要な生命維持を司るミネラルの働き

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 ミネラルは、体の調子を整えるのに重要な役割を果たしています。水分バランス、浸透圧の調節、血液のPHバランス、筋肉や神経の機能など、ナトリウムイオンと関わりのある分野で大きな役割を果たしているのも多く、これらをミネラルとしてバランス良く摂る事ができれば人間の健康にとっては、これほど理想的なことはないのです。
  • チェック骨や歯などを作る

    カルシウム・リン・マグネシウム

  • チェック身体の生理的作用のバランスをとる

    ナトリウム・カリウム・カルシウム・塩素・マグネシウム

  • チェック酸素、ヘモグロビン(血色素)、ホルモンの一部を作る

    鉄・銅・マンガン・亜鉛・セレン・モリブデン(コバルト)・ヨード

  • チェック神経や筋肉の働きを支える

    マグネシウム・リン・カルシウム・ナトリウム・カリウム

  • チェック血液の凝固

    カルシウム

摂取しにくいカルシウムの問題

 最近の子供は骨が弱いと言われます。その原因としては太陽の下での運動不足、カルシウム不足が考えられます。ミネラルの中でもカルシウムイオンは細胞の発達に重要な役割を果たす大切なミネラルです。カルシウムが不足すると、細胞膜の透過性が悪くなり、血液凝固神経筋への興奮(プラスイオンが興奮作用)伝達や筋収縮にも悪影響を及ぼします。
 カルシウムは栄養素の運び屋的存在で、アミノ酸(タンパク質を分解したもの)、脂肪酸、有機酸、糖質ビタミンなどと結びついて、それらを細胞に運ぶ大切な役割を担っています。したがってカルシウムが不足すると胃が弱くなり、体の具合が悪くなってきます。このようにカルシウムは、体の諸機能を守るために必要であり、その結果としてカルシウムの体内最大の貯蔵庫である骨も丈夫になるのです。

カルシウムはなぜ不足するのか?

 カルシウムは身体に極めて吸収しにくいミネラルです。普通カルシウムは、水や食べ物から取り込んだ10分1程度しか吸収されていません。カルシウムは体重1kgあたり1mg必要だと言われていますので、体重が60kgなら60mgのカルシウムが必要だとなります。それには600mgの摂取が必要となるのです。

食品添加物のカルシウムには害はないのか?

 カルシウムは人間の身体に必要なものですが、市販されているカルシウム配合食品を毎日食べまくっても不可能です。不可能どころか、水に溶けない(イオン化されてない)カルシウムを摂れば摂るほど胃に負担がかかってしまいます。食品添加物も、カルシウムが身体に吸収されるのを邪魔し、ハム、ソーセージなどの食品添加物として加えられているリン(しこしこ感と粘りを出す)がカルシウムと結合し、水に溶けにくい燐酸カルシウムになり、吸収されずに排泄されてしまうのです。

魚にはカルシウム不足が何故ないのか?

 体がカルシウム等のミネラルを吸収する為には、イオン化の形になっていなければなりません。しかし、イオン化したカルシウムを作るのは、簡単ではないのです。これまではイオン化、つまり水溶性カルシウムは体内で分解される以外には、ほとんど生産されないというのが常識でした。その為溶けにくいカルシウム塩は作られず、塩といえばナトリウム塩という事になっていたのです。
 しかし、海にはこのカルシウムがもともとイオンの形でたっぷり溶け込んでいます。カルシウムは海水中では炭酸カルシウムや重炭酸カルシウムとして存在しつつ、プランクトンや有機微生物が体内に取り込んで有機酸型のカルシウムやマグネシウムをつくり、それを海の生物たちが弱肉強食を繰り返して体内に取り込んでいるのです。だから魚にはカルシウム不足は起こりません。このような理由で海の中の生き物である牡蠣や野菜から多くのカルシウムを摂る必要があるのです。また自然塩を考えなければいけないのです。
 水溶性のカルシウムをプラスすることによって塩を水に溶かした時、海水と同じようになるわけです。これまで世界中でカルシウム不足が叫ばれ、多くの人々が体の変調を訴えて来ました。ふだん私達が使うこの塩をこのような「本当の塩」を使う事でも、知らず知らずのうちに健康な身体を取り戻す事が出来るでしょう。

14、塩化ナトリウムの害(高血圧)

昭和43年経済効率優先の為に、「イオン交換膜法」の導入とともに今日の精製塩、つまり塩化ナトリウム99%以上という恐ろしい塩が完成されたのです。ナトリウム自体は身体にとって不可欠なミネラルの一種であり、血液に混じって細胞の新陳代謝を促し、胃酸となって消化作用を助け、筋肉や神経の働きを調整する役割を果たしています。人間の身体というものは、ナトリウムなしでは絶対いけないような仕組みになっているのです。
 ただナトリウムだけを単独で摂りすぎると、高血圧をはじめ、体のあちらこちらに悪影響を及ぼします。塩化ナトリウムだけの塩は云わばバランスの偏った塩です。血管を含め体の細胞を浸透圧で収縮させ締め付ける一方の働きしかないので、血圧は必然的に上昇するのです。

ナトリウム、塩素の細胞破壊(癌、活性酸素、老化)のメカニズム

 ナトリウムと共に塩を構成している「塩素」つまりNaClのClが人体に及ぼす害です。塩素は、体内で塩素イオンとして塩化ナトリウムから遊離すると、さまざまな栄養成分と勝手に結びつき、体内で多くの病気の原因を作り出す事が分かって来ているのです。
 今、死亡率が高い、癌、心臓発作、脳の血管障害は、いずれも塩素が少なからず関わっています。例えば、コレステロールや脂肪が、血管壁に付着、堆積するのも、塩素がそれらの有機物結合し、有害な酸性物質、いわゆる悪玉のコレステロールなどを生み出した結果なのです。
 また、塩素は、水分と反応して次亜塩素酸はさらに塩素を分離して単体の酸素を生み出します。この酸素の事をフリーラジカル(自由に行動する)活性酸素と呼ばれ、癌発生の原因として最近問題視されているのです。
 塩素がもたらすこのような攻撃性は、その激しさゆえに、殺菌消毒や漂白、金属の酸化処理など、多くの面で活用されています。水道水はこの塩素で消毒され手荒れや肌荒れの原因となり、ビタミンCやB1を破壊し、さらに怖い事は体内において細胞をモロに傷つけ「老化」や癌などを引き起こしているのです。
 老化とは細胞がより多く傷つけらた状態のことであり、人体の60兆個の細胞はたえず損傷→死滅→再生(新陳代謝)を繰り返していますが、数十年外部から攻撃にさらし続けるとその損傷と死滅のピッチが次第に再生を上回るようになってきます。すなわち新陳代謝が悪くなって来るのです。この状態のことを老化といいます。新陳代謝が悪くなると細胞は傷つき、皮膚は張を失い、内臓機能は衰え、血管も内壁も侵され、コレステロールの付着の原因となるのです。
 そうなりますと全身の免疫力は低下し、細菌感染に侵され易くなるのです。死亡原因である肺炎はこれを物語っています。

15、癌(ガン)発症のメカニズム!

 細胞がより深く傷つけられ、細胞の中心のDNA(遺伝子)さえ破壊され、高血圧・糖尿病などの成人病を発生させるのです。また深く傷つけられた細胞は、時として癌にも変異します。成人病とは老化そのもであり、癌もまた老化の一形態なのです。
 細胞が傷つく原因には、異状分化説・免疫異常説・過酸化脂質説・・・・・・とさまざまな説がありますが、それらは全て老化の原因である酸化であるとの結論に達するのです。つまり老化促進因子、細胞を傷つける攻撃因子の正体は、あらゆるものを酸化させる「酸素」であるということであり、人間も他の動物も、酸素を吸って生きている全てのものは、この老化から避ける事は出来ないのです。その酸素の中でもとりわけ攻撃力(酸化力)の強いのが活性酸素なのです。
 通常の呼吸においての酸素が活性酸素のい転化するのはわずか数%なのですが、精製塩や水道水の塩素を摂ることにより、塩化ナトリウムの塩素がダイレクトに送り込まれ、ある種の化学反応において、体内に大量の活性酸素を発生させる説が濃厚なのです。
 現在人は伝染病を防ぎ平均寿命を驚異的に伸ばしてきましたが、その反面、心臓病や脳血管障害といった成人病、癌などの激動に苦悩しています。現在病のひとつである、心臓病は明治以前にはなかった病気である事は知る必要があるでしょう。エスキモー人はアザラシの生肉などの高脂質な食事をしながら心臓病や高血圧などとは無縁である事も重ねて知る必要があるのです。これらの成人病も水道氏に塩素消毒が使われだし急激に増えだした事実を忘れてはいけません。

塩素は必要なのか?

 塩素が害のあるように思われましたが、呼吸を通じて栄養分をエネルギーに転換するのに酸素が必要であるように、また、ナトリウムが新陳代謝や消化作用に不可欠であるように、塩素もまた体内で多くの化合物の生成を担う一方、消化液のベースなどとしても必須の物質なのです。
 このように塩素も人体にとって必要な物質なのですが、食べ物として体内に取り入れる際のバランスが必要であるという事です。何事においてもバランスが重要であるようにミネラルもまた他の物質とのバランスが取れてこそ健康に役立つのです。それらが単独で体内に摂取されますと、むしろ毒性を発揮して病気の原因を引き起こすことも考えられるのです。
 塩化ナトリウムは体内に入りますと、塩素イオンとナトリウムイオンに電解され、単独として行動するようになります。そうすると人体機能に対し、ナトリウムは細胞を浸透圧で萎縮させ高血圧となり、塩素は活性酸素となって細胞を傷つけます。それらを防ぐ為にミネラルバランスが問われているのです。また、塩化ナトリウム99%の精製塩を摂取すると人体に悪影響を引き起こすと言われる原理なのです。
 塩素を体内で中和する物質として、リン酸や重炭酸と、乳酸や酢酸などの有機酸も考えられます。しかし、この有機酸も量が少ないと塩素の優勢に押され、細胞が脅かされているのが現状であります。これらのことからも分かるように塩素を含む食品には、ある種の有機酸が多く含まれていなければいけないのです。

ニガリブームに対する警鐘

 何事もバランスが大事である事はすでにご理解したと思います。精製塩に市販のカルシウム剤やニガリを混ぜたとして、それらのミネラルは身体に吸収されるのでしょうか?ほとんど吸収されないのです。何故ならばミネラルが体に吸収される為には、それが水に溶ける、つまり水分子と結合できるイオン化した状態でなくてはならないからです。
 ナトリウムは体内でたやすくイオン化しますが、カルシウム剤は極めて水に溶けにくくい性質を持っています。もちろんニガリ(塩化マグネシウム)だけを多く摂取しても、カルシウムが同居していないと、マグネシウムだけでは逆に体内カルシウムを溶解してしまう事になります。

ミネラルと細胞内外、細胞膜

 植物や海藻にはカリウム、マグネシウム、カルシウムが非常に多く存在しています。細胞外液にはナトリウムイオンが、細胞内液にはカリウムイオンがあり、この両者がうまく働き合う事によって、人体の一つ一つの細胞が機能を発揮しているのです。カリウムはイモ類、豆類、魚、肉類、緑黄色野菜に多く含まれる栄養素で、7種の必須ミネラルの一つです。
 カリウムにはナトリウムの排泄を高める効果があります。その一方でナトリウムの排泄に伴ってカリウムもまた排泄され、体内のカリウムの量は減っていきます。したがってカリウムとナトリウムを同時に摂る事で、ナトリウムの摂り過ぎの予防が出来、細胞を引き締めるナトリウムの働きを緩和する事が出来ます。加えてそこにカルシウムやマグネシウムが同居していると、細胞膜を強化し、ミネラルバランスを整える働きをするのです。
 野菜サラダに塩をふって食べたり、カリウムの多いスイカに塩をふって食べると美味しいのも、カリウムとナトリウムを同時に摂るための本能であり、要求かも知れません。このナトリウムとカリウムの拮抗性に、さらにカルシウム、マグネシウムが含まれ、さらに微量のミネラル群が入っていると最強の健康回復剤となるでしょう。

ミネラルはこうして吸収される

 ミネラル類が体に吸収される為には、水に溶けて水分子と結合した状態になれる事が必要です。ミネラルは水分子と結合できる形になって初めて、水と一緒に体内に吸収されるのです。水分子と結合できる状態を「イオン化」または「電解状態」といいます。ナトリウムやカリウムは電解しやすいですが、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルは電解しにくいため、体内への吸収が悪く不足しやすいミネラルです。

イオン化(電解している)とは

 水の中にミネラル粒子と相方の成分が一つ一つ孤立して分散している状態です。水に完全に溶解しているもので、体液はこの電解状態でミネラルバランスを取っています。したがってこの状態が人体にとって最も吸収の良い状態なのです。

体内の水分バランスを保つ為には

 体の中に入ったナトリウムは細胞を締め付けると共に、ナトリウムには細胞の水を脱水する作用もあります。塩辛いものを沢山食べると細胞が締め付けられ、一時的に血圧は上がります。だからと言って、ナトリウムを悪者にしてはいけません。細胞を締め付ける事は、ナトリウムが担っている大切な働きで、この働きで体内の水分バランスを保つことが出来るのです。
 すなわち、ナトリウムが細胞を締め付ける目的は、他のミネラル類とのチームワークによって細胞組織の内側と外側の浸透圧を一定に保ち、体内の水分バランスを保つことにあります。
 体内に水が欠乏すると、体内のナトリウム濃度は高くなり、細胞を締め付けます。それを調整する為に渇きの信号となって脳に送られ、水を飲みたくなるのです。体内に水が入りますと、体内のナトリウム濃度は薄まり、他のミネラル類の働きにより細胞は元の形に戻され、細胞内外の水分バランスも正常になります。つまり、ナトリウムは多くの必須ミネラルの中で、水分バランスを保つためのセンサーであり、司令塔として活躍しているのです。
 この時、ナトリウムと共にチームを構成するカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのイオンがそこに十分存在していれば、ナトリウムの持つ脱水作用は緩和され正常に機能し、血圧をはじめとする人体機能はいつも一定に保たれる仕組みになっているのです。

16、Naとミネラルが老廃物を洗い流し、肌はつるつる!

 赤ちゃんのほっぺは、いつもつるつるとしていて本当にみずみずしい。これは、なんと赤ちゃんの体の4分の3が水で出来ている為です。

 成人も含めて、人体の46〜75%は水分です。乳児は特にみずみずしく、体の75%が水分で、成長するにしたがって水分の量は減っていきます。若い男性では64%前後、女性では53%前後が水分です。女性の方が水分が少ないのは意外な気がしますが、これは一般に体重あたりの脂肪分が多い為、その分水分量が少なくなっているのです。年齢を重ねてくると水分はさらに減り、シワが多くなります。もちろん水分含有量には個人差が大きく、それは細胞の保水力の違いによるものです。
 私たちは毎日水を飲んでは出す事を繰り返して、体の中の老廃物を外に捨てています。そして、体内で作られる水の量と、毎日排泄される水の量のバランスは絶えず一定に保たれています。この水の量のバランスの維持に大きな役割を果たしているのがナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル群なのです。

浸透圧の不思議な世界

 ミネラルが体に吸収される為にはイオン化していなくてはならない、また細胞は細胞内液と細胞外液からできている。この内液や外液には、ナトリウムやカリウムなどのミネラル群がすべてイオン化した状態で存在している事は理解出来たでしょう。

 イオン化した状態で存在しているという事実に注目して下さい。ミネラルといってもただ混ざっているだけでは駄目なのです。イオン化ミネラルでなければ体に吸収されないと云う事です。細胞内にあるミネラル群と同じ形をしているからこそ、それらは体にスムーズに吸収されるのです。

 イオンとは中性の原子が1個から数個の電子を失うか、あるいは1個から数個の電子を得ている状態をいいます。電子を失っている状態のイオンを陰イオン、得ているイオンを陽イオンと呼びます。体液にはこの2種類のイオンが混ざっているわけですが、「電気的中性の法則」によって、常に陽イオンと陰イオンのバランス保たれています。

 また、お互いに水の交換が可能な体液の部分では、その浸透圧もまた等しく保たれています。それを「等浸透圧の法則」と呼びます。水分は体液部分の内外を自由に往来できるので、浸透圧の調整役、橋渡し役として働く事になります。つまり、体のどこかで浸透圧に変化が起きると、それは水分の移動によってバランスが復元される仕組みになっているのです。そして、2つの法則にしたがって、体に入ってくる水と出ていく水のバランスが常に保たれる事になるのです。

17、喉の渇きは信号そのもの

 ナトリウムには、「体内の水分バランスを保つ」という大切な役割がありますが、その役割に協力しているのが他のイオン化されたミネラル群です。私たちは塩辛い、ものを食べると喉が渇いたり、ビールをたくさん飲むとトイレが近くなったりします。

 このように「水を飲みたい」「水を出したい」と体に感じさせるセンサーの役を演じているのがナトリウムなのです。運動をして汗をたくさん流すと、喉が渇きます。これは短時間に多くの水分を失った場合、渇きの信号が出て、不足した水を補おうとする働きです。逆に例えればビールをたくさん飲むと、トイレが近くなります。これは体内に水分が多くなりすぎたので、尿を排泄し、体内の水分を減らそうとしているのです。

 このように人間の体は、体内の水分量を一定に保とうとしています。そしてナトリウムは、このような体内の水分バランスの維持に特に大きな役割を担っているのです。

 例えば、水分が欠乏した場合、その分細胞外液のナトリウム濃度が高くなり、浸透圧が強まります。細胞外液と細胞内液の間には浸透圧を一定に保とうとする仕組みがありますから、内液から外液に水分が引っ張り出され、細胞が締め付けられる事になります。
 こうした浸透圧の上昇が信号となって、水の排泄をセーブする抗利尿ホルモンが分泌され、それと同時に渇きの信号が脳に送られます。すると私達は、足りない水分を補うために水が飲みたくなるのです。一方水分を摂り過ぎた場合、細胞外液に大量の水が入る結果、細胞外液のナトリウム濃度が薄められます。すると浸透圧が低下し、今度は細胞外液から内液に水分が移動し、この浸透圧の低下が信号となって、抗利尿ホルモンの分泌が抑制されます。その結果、尿の排出が促され、過剰だった水分は体外に出されるのです。

「内なる海」を守れ!

 私達の細胞は細胞内液と細胞外液から出来ていて、そこにはナトリウムやカリウムなど多種のミネラル群がイオン化した状態で存在していることは、これまで説明されました。

 細胞内液と外液の間には薄い膜を通しての水の出入りがあり、そのことによって細胞内の浸透圧を一定に保っています。さらにこのミネラルイオンは、細胞の内と外とでチームの構成に著しい違いがある。

 細胞外液にはナトリウムが多く、カリウムは少ない。逆に細胞内液にはカリウムが多く、ナトリウムは少しで、その他にカルシウム、マグネシウムも含まれています。細胞外液は、このチーム構成は海水の成分とそっくりです。これは海から生まれた生命体が陸に上がった際に、海水の成分に似たナトリウムの多い液で細胞を包み込んで、海中にいた時とそっくりの状態を作りあげたからだとされています。

 細胞外液のナトリウム濃度は海水のおよそ3分の1ほど。私達の体を構成しているたくさんの細胞は、細胞外液という「内なる海」の中に浸かっているわけです。
 私達人間は、遠い昔に海から生まれた生命体が進化したものです。そして、その進化の過程で海水と同じ組成の水を体内に取り込んだ自然の営みの不思議さを実感するしかありません。塩化ナトリウムの塩の間違いに気が付き、海水の組成に近いミネラルを補給する事が健康を保つ事であります。

7つのミネラルなしで私達は生きていけない!

オイスター

海のミネラルで育った牡蠣は質の良いミネラルとビタミンがバランスよく凝縮されています。(毒素がある内臓は全て破棄され牡蛎30個で1錠が作られるのです。)
 人間が、生きていく為にどうしても必要なミネラルがあります。これらのミネラルは私達の体液中にあって、命を維持していくために一つとして欠かせないもので「生命必須ミネラル」と呼ばれています。

 
陽イオンの必須ミネラル→

陰イオンの必須ミネラル→
ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム

塩素・リン・イオウ
 塩化ナトリウムは水中でナトリウムイオンと塩素イオンに電解しやすいので、生命維持必須ミネラルの中でも最も簡単に補給できるミネラルです。

 カリウムは野菜や海藻に多く含まれるミネラルで、細胞内の機能を高める働きがあります。マグネシウムは海の水の苦さの主成分で、骨や肝臓、筋肉に必要な栄養素です。さらにカルシウムは骨や歯を作るとともに、体の調子を整えるのに大切なミネラルです。この他にも人間の体にはたくさんの微量元素が必要とされ、陽イオン9種、陰イオン6種の名前があげられています。

偏食、飽食の何が一番悪いのか?

現在は飽食の時代と言われ、カロリーの摂り過ぎで、ビタミンとミネラルが不足している食事が普通になっています。家庭のメニューも肉無くして献立は出来ないといわれるほど、肉食が氾濫しています。サラリーマンの外食も殆ど肉料理か麺類と偏った食事になっています。そして、一人暮らしの若者達は、インスタント食品と清涼飲料水が大好きで、野菜はほとんど食べないというのが実態であるのです。

 このような『飽食時代」の偏食に私達の体は蝕まれ、歪みを生じているのです。

ミネラルビタミン不足が引き起こす危険な状況

 カロリーが高い一方、ミネラルやビタミンが不足しがちな食事を続けていますと、いつ病気になってもおかしくない状況なのです。ある種の病気や疾患は、そうした危機に対し体から発信される警告、ないしは悲鳴として人間に訴えているのです。

 アトピー性皮膚炎や花粉症が、その最たる例です。この種のアレルギー疾患は昭和40年ころを境に年々増え続けており、いまや3歳児の3人に1人はアトピーに冒されているというひどい状況です。アトピーの原因の一つとして牛乳に白砂糖を入れる事によりビタミンが破壊され起きたという説もあります。

 アトピーは大人の間でも増加を続け、花粉症も広がる一方です。こういう状況は、意識するにせよ、意識しないにせよ、続いてきたのです。人間が本来持つべき食生活から遠く隔たった食生活が引き起こす弊害といっても間違いありません。偏った食生活を続け、市販の加工食品ばかり食べていると、まずビタミンB1が不足し、疲れやすい、手足がしびれるなど脚気の前駆症状を呈します。
 このように偏った食事の継続は、体の抵抗力や免疫力そのものを着実に奪っていきます。癌もその例外ではありません。癌細胞はいつも体内で頻繁に発生しているのです。

 多くの場合は抑制機能が働いて癌細胞をその場で退治してしまい、なかなか発症には至りません。実は、その抑制機能に大きな役割を果たしてきたのがビタミンやミネラルなのです。

 ところが私達は、ビタミン、ミネラルの不足した食事を長く続けてきた結果、体の抑制機能をすでに大きく損なわれています。

 ビタミン、ミネラル不足による抵抗力、免疫力の低下で、日本人の体は今やあらゆる病気の脅威に直接さらされる事になってしまったのです。

18、知らずに摂っている高カロリー食の怖さ(糖尿病・心臓病)

 カロリー過多、及び糖分の摂り過ぎによる糖尿病も急増しています。現在日本の糖尿病患者は600万人。これは25年前の25倍で、欧米の増加率をはるかに上回っています。もともと穀物中心の食生活を営んできた日本人は、血液中の糖分を分解、中和するインシュリンの分泌能力が欧米人にくらべて低いと言われて来ました。それがいきなり高脂肪、高糖分の食事をするようになった。
 当然、体はそう簡単には対応できません。糖尿病の背景には、こうした食生活の急激な変化があったのです。高カロリー食を摂るとコレステロール値は上がります。その結果、狭心症や心筋梗塞といった心臓疾患も増えていくでしょう。同じ理由で子供たちの間にも肥満、糖尿が増えてきていますが、今後はその他の成人病が20代から始まると危惧されています。

避けられない農薬、添加物へ打つ手

 「私は食生活に気を配り、バランスの良い食事をしているので大丈夫」とおっしゃる方もいるでしょう。しかし、私達が口にしている食品には農薬、保存料、着色料といった薬品や添加物が山ほど使われているのです。どんなに好き嫌いをいわずバランスの取れた食生活を心がけていても、現実には体に良い食品を選ぶこと自体がとても難しくなっているのです。野菜を見てみましょう。本来の日本野菜の殆どが西洋野菜や西洋腫との交配野菜になり、作る土壌の荒廃から栄養価はずっと落ちています。温室栽培、化学肥料による栽培が行われるようになったのも栄養価が落ちた原因の一つです。

野菜の栄養価の変化「単位mg/100g中」

ビタミン
アスパラガス
ピーマン
白菜


カルシウム
かぼちゃ
セリ
ほうれんそう
1954年
 30
200
 40


  
 44
 86
 98

 
1991年
 12
 80
 22


 
 17
 33
 55
鉄分
春菊
ニラ
枝豆
 
 3,3
 2,1
 3,0

 1,0
 0,6
 1,7
 昭和29年当時の野菜に比べて、今の野菜の殆どがビタミン、カルシウムなどの栄養素が半分以下になっている事がわかります。

 ただ太らせる為だけ餌を与え続けられた牛や豚、ニワトリがほとんどですし、魚も養殖ものが増え、魚、肉の栄養価も昔に比べるとグンと落ちています。さらに、これらの食品には薬品や添加物が加えられています。牛や豚には病気予防の為抗生物質や着色料などが使われます。

 日本人が毎年一人当たりが摂取している食品添加物はなんと4kg。これは10年前の4割増しにもなっていて、このまま行けば農薬や添加物の摂取量は増える一方、これでは体がおかしくならない方が不思議です。

健康は部分食から全体食へ

 では、私達は一体何をこれから食べれば良いのでしょうか?これらの時代をうまく生きて行くには根本を考える必要があるでしょう。まず、血液の酸性化を防ぐ事を考えるならば、肉や糖分は極力抑えたほうが良いでしょう。また、円滑な新陳代謝を考えるなら、血中塩分濃度を一定に保つ為に、水分などの清涼飲料水の摂り過ぎは慎んだほうが良いと思われます。

 そして、あらゆる食べ物が、一つのバランスある宇宙である事を考えると、部分食より全体食。魚は切り身よりは丸ごと食べられる小魚(いわし、ししゃも、じゃこう)などを多く食すべきだし、野菜は根、葉、液汁ごと、そしてお米も精白米より胚芽米、胚芽米より玄米の方が良いという事です。

 そんな事は分かっていても、例えば、車社会の弊害がどんなに叫ばれていても、今更徒歩で旅する事など出来ません。同じように、美食の海にどっぷり浸かってしまった私達は、今更玄米食を、というのはいかにも無理があります。結論から言えば無理な事は長続きしないし、時計の針はそう簡単には戻せません。
 むしろ、無理をする事自体がストレスを発生させますので、限られた人生、食べたいものを我慢して暮らすのはやはり不健康です。それにもまして大きな問題は、お米は玄米、魚は丸ごと、野菜は根ごと葉ごと・・・・・と努力しても、その魚や野菜そのものが汚染にさらされ、本来備えるべき栄養素を確保する事は至難の業になりつつあります。

19、酸と戦い、ガンを予防するなら!!

「ハエ男の恐怖」という映画をご存知でしょうか?数年前に「ザ・フライ」というタイトルでリメイクされた有名な映画です。そのハエ男が口から液体をシュッと出すと、人間がみるみる溶けてしまう。その液体は蟻酸(ぎさん)です。蟻酸はタンパク質を溶かす性質を持つ腐食性の酸で、分解するとホルムアルデヒロ(ホルマリン)となり、このホルムアルデヒロがさらに毒性を及ぼすという二段構えの困り者なのです。

 ガン細胞は、この蟻酸やシアル酸といった腐食性の酸を出しながら成長していくと言われています。言い換えれば癌細胞がハエ男のように、まわりの細胞を溶かしていくわけです。

 ガン細胞の酸を中和し、無毒化するのに有効だと最近注目され始めたのがカルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどのワタナベ、オイスターに含まれているミネラル群なのです。ミネラルはもともと人体に都合の悪いものと結びつき毒性を中和して無毒化するとともに体外に排出するという働きがあります。なかでもプラスイオンであるカルシウム、マグネシウム、ナトリウムのなどのミネラルは、マイナスイオンである蟻酸やシアル酸と結合し、その酸を中和する働きを持っているのです。
 それに、カルシウムイオン、マグネシウムイオンはいわゆる2価のイオンなので、ナトリウムやカリウムといった1価のイオンに比べて、マイナスイオンと結びついて中和する能力が2倍もあるのです。

 ガンで亡くなった人の骨を見ると、癌の病巣には酸とミネラルが結合して「金属化」した後が残り、その部分が癌に冒されていたんだと一目でわかります。しかも抗ガン剤など、使っていた薬によって金属の色が変わる(しょう炎反応)ので、どんな薬を使っていたかも推測できるといわれています。

 こうした金属化は、ミネラルイオンが癌細胞の害を無力化すべく中和剤の役割を務めた結果であり、悪い酸と懸命に戦った痕跡でもあります。このようなミネラルの心強い働きは、体内の酸化(老化)を防ぎ、ガンを予防することにも、大いに役立つと注目されているのです。

20、動脈硬化になる原因物質を洗い流す

 動脈は、新鮮な血液を各組織に運ぶ大切なパイプです。子供のパイプはまるで新しいゴム管のように弾力性がありますが、年齢を重ねるとともにその弾力は失われていきます。血管の内壁にコレステロールや中性脂肪などが貯まってくると、血管が狭くなり、次第に硬くひび割れてもろくなる。これが動脈硬化です。

 とくに高血圧の人の動脈壁にかかる血液の圧力が高くなっていますから、動脈壁がもろくなっていれば当たり前のこと、強い圧力に耐えきれず血管が破れてしまいます。それが、脳の血管で起きれば脳梗塞などの大変な事態になるわけです。この疾患は年齢を重ねるにつれて誰にも起こり得ます。そのポイントは「血液サラサラと円滑に流れる状態に持っていく」ことにあります。

 肉食や精白米に偏った食生活は、栄養分を運ぶ血液にそのまま反映され脂肪分が過度に多い、高脂血症の暗赤色の粘っこい血液になります。それがやがては血管に目詰まりを起こしてしまう。
 酢、大豆や味噌汁などの大豆製品は、この粘っこい血液をサラサラの鮮紅色に変える働きがあります。また、カルシウムイオンなど不足しがちなミネラルを豊富に含む自然栽培の野菜や汚染されてない海藻をしっかり摂って下さい。

 血管壁についた酸性物質であるコレステロールや中性脂肪を、弱アルカリである天然の塩分が中和し洗い流してくれます。つまり、血管内部の掃除をしてくれる分けです。その上、体内のミネラルバランスが整えられますし、高血圧という血管への余分な負担も軽減されます。ので、塩分だけでなくミネラルのバランス良い補給が必要なのです。

21、骨が痩せる現状への緊急対策

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骨粗鬆症(こつそそうしょう)
最近は子供の骨折が多くなっています。でも、実は大人の骨も弱くなっているのです。原因の第一はカルシウム不足です。 骨粗鬆症は、骨質が粗くなって「す」が入ったような状態になる病気です。骨がもろくなって骨折しやすくなり、骨折した後の回復も遅くなります。全身に倦怠感があったり、腰痛に悩まされる事も多い。骨はリンやカルシウムなどの無機質と、コラーゲンのような有機質からなっています。これらの物質のうちカルシウムが不足して骨粗鬆症を引き起こすわけです。カルシウムは牛乳や乳製品、小魚、緑黄色野菜などに多く含まれています。しかし、体に必要なだけのカルシウムを摂取するのは仲々難しいのが実状です。カルシウム入りの食品もあれこれ市販されちますが、実際に体に吸収されやすい形になっている物は多くありません。
 これに対して天然の塩や自然栽培の野菜や海藻には多様のカルシウムがイオン化した状態で含まれているのでカルシウム補給が容易にできます。とくに閉経後の女性はカルシウムを沢山摂る必要があります。

 女性は、妊娠したとき胎児に多量のカルシウムが必要となるのに備えて、ふだんから骨にカルシウムが十分蓄えられています。

 ところが妊娠の可能性がゼロになる閉経後には、その蓄えが必要でなくなり、その分、骨からのカルシウム溶出が促進されてしまうのです。その結果骨は弱って行ってしまう。

 そしてまた、骨粗鬆症の予防には、太陽の下(ビタミンD)での運動も必要です。宇宙ロケットの中で生活していると無重力のため運動量はゼロ近くになり、みるみる骨がやせると言います。適度な運動も心がけましょう。

22、糖尿病になったらミネラルの補給

糖尿病拡大表示(別ウィンドウで開きます)

糖尿病の患者には、太り気味で甘いものが好きという人が多いようです。血圧が高いとか鬱病ぎみであるとか、合併症に苦しんでいる例も多く目にします。

 糖尿病はとは、すい臓のランゲルハンス島から分泌されるインシュリンの作用不足によって起こる代謝障害です。
 インシュリンは血液中の糖分を中和する役目を担っているので、これがうまく働かないと血圧が上昇、尿中に糖が排泄されるようになります。

 また、合併症には血管障害や神経障害、皮膚病などがあります。特に動脈硬化や高血圧症をしばしば引き起こします。

 原因としては、継続的な糖分の摂り過ぎで膵臓のインシュリン生成能力が低下した為に起こるものと、インシュリンは作られているのに、それを受け取る受容体に障害があり、十分にインシュリンの作用が発揮されない場合の二つがあります。前者の場合は外からのインシュリンの注入が必要となります。
 そして、後者の場合は食事療法が治療の中心になります。代謝障害である糖尿病の食事療法としては、まず何をおいても白砂糖や菓子類など甘いものや果物を断つ一方、塩分とミネラルを十分補給し血中の塩分濃度をキープする事によって、新陳代謝機能の回復を急ぐことが必要です。

 また糖分の多い血液は、危険な酸性に傾いています。こうしたケースになると、例えば高血圧気味だからといって塩分を控える事は殆ど自殺行為になってしまいます。精製塩は正式な代謝を阻害し、血圧を上げる恐れさえあるから論外としても、豊富なミネラルで代謝を促進し、血圧を正常化し、かつ血液のPHバランスを整える熟成醗酵塩とミネラルをしっかり摂る事が食事療法の第一歩となります。糖尿病は遺伝的な素質が大きいとされています。(家族により食事の好き嫌いが似ていることも、一つの要因でしょう。)

 少なくともその発祥には過食、肥満、不規則な生活や精神的ストレスなどが大きく関わっています。食べすぎ、とりわけ、糖分の摂り過ぎに気を付け、バランスの良い食事を日頃から心がける事が重要です。

23、酷使される目に何をしてやれば良いか?

近眼は、目の水晶体を動かす筋肉が柔軟性を失い、引っ張られたままになった状態の事を言います。醗酵塩(波動法の酵素塩等)を精製水に溶かしたものを点眼して、例えば新聞の活字の見え具合などをテストして下さい。

 点眼によって本当の塩のミネラル、とりわけ筋肉の働きを調整するカルシウムイオンを目の筋肉に直接吸収させると、まずその場で視界がパッと明るくなるのが体験でき、一時的な視力の回復が見られます。さらにこの点眼とミネラル補給(ワタナベ、オイスター等)を継続する事によって、安定した視力を回復する事が出来ます。

 

目

近眼とは、要するに眼球筋肉におけるミネラル不足なのです。一時「目に良い」と言われる魚の目を食べるのがブームになりましたが、魚の眼球はまさにタンパク質とミネラルの宝庫なのです。

24、涙の量が減る現代人の弊害

 年齢を重ねて涙の量が減ってくると、瞼の裏に脂肪球が出来る事があります。原因は、カルシウムなどのミネラルが不足し、新陳代謝が鈍くなったためなのです。60才代半ばを過ぎると、とくにこうした脂肪球が出やすくなります。大抵は簡単な手術で治りますが、とくに痛みがあるわけででもなく、なんとなくゴロゴロして気になるという程度なので手術を躊躇する人も多い、このような人も天然塩や酵素塩の点眼とワタナベ、オイスター等のミネラルの補給が適しています。


 大体両方を実践すれば1か月後から改善の兆しが見えてきます。これは不足がちなカルシウム等の必須ミネラルが補給され、新陳代謝が盛んになった事で脂肪球が少しずつと溶かされる事によって自然に消滅していったわけです。

25、ミネラルを内から補給する方法(アトピー・アレルギー)

 海水でアトピー性皮膚炎が良くなった。という話を良く聞きます。塩湯がアトピーに効果ありという説も話題を呼んだことがありました。これは天然塩に含まれるミネラル、とくに浸透力のずば抜けて強いナトリウムが皮膚の細胞に直接働きかけるためで、確かに一時的にはアトピー性皮膚炎にも効果があるのです。

 ナトリウムは細胞の中の水分を引っ張り出す働きがあります。そのため、水分を失った細胞が萎縮する事によって、一時的にはキメが整い、傷や皮膚病の治癒を促しますが、それだけでは、肌の張りやみずみずしさが回復するわけではありません。

 やがてまた、アトピーのように元のカサカサの状態に戻ってしまいます。ところが本当の塩を口から継続的に取り入れるようにすると、細胞内の水を引っ張り出すことなく、多種のミネラルが内から補給される為、肌にみずみずしさが蘇り、アトピーにも目覚ましい効果をあらわします。
 アトピー性皮膚炎は、そもそも現代人の慢性的ミネラル不足に起因するといわれます。ミネラル不足がアレルギーと呼ばれる子供などの敏感な体質を直撃するのです。そこでカルシウムやカリウム、マグネシウムなど通常では吸収されにくいミネラル群を食事として継続的に補ってやると、皮膚組織が内部から徐々にバランスを整え、活発な新陳代謝を開始するわけです。また、ヒーリングもバランスを整える効果があるのです。

 表面からでなく、体内からバランスの取れたミネラルを補う事で、アトピーは目に見えて治癒していきます。

 ちなみにアレルギーは極めて厄介な現代病の一つですが、その原因の多くは偏った食生活、および水分の摂り過ぎにあります。肉食中心でしかも間食など甘い物を過度に摂る食生活は、血液を酸性化し、水分過多は血中塩分濃度を薄めます。つまり、これら塩本来の働きとは逆の食事傾向がアレルギーをもたらしていると言っても良いのです。偏った食生活と、誤った減塩神話に騙されない事が重要なのです。
 まさにこの両者が相まって今日の体質的な諸問題を引き起こしていることは、疑いようもない事実です。食生活を改めるとともに、熟成醗酵塩とワタナベ、オイスターを使って十分なミネラルを補給をはかって下さい。アトピーはもちろん、アレルギー体質そのものが、健康で健全な体質へと改善されて行くはずです。

26、生活を根底から変える大変革(胃潰瘍)

金魚や熱帯魚の水を替える際には、水道水を一日汲み置くのが鉄則です。なぜなら水槽に水道水を直接入れると、水道水の消毒の為に入っている塩素が魚のエラを侵し、ときにはショックで死んでしまう場合さえあるからなのです。

 水道水に含まれる塩素は、ごく微量ですが、継続的に毎日飲んでいて、まったく人体に無害であるとは言い切れません。塩化ナトリウムについても、これまではナトリウムイオンが悪いという説ばかりが声高に語られ、そこには常識のウソと言える様な誤解も生じました。しかし、最近ではむしろ塩素の害がクローズアップされるようになりました。

 例えば「スプレーなどに含まれるフロンガスが地球のオゾン層を破壊している」という事実があります。オゾン層の破壊はフロンガスに含まれる塩素が、オゾン層の酸素と結びついてしまう為に起こる現象に他なりません。塩素が体内で水素と結びつけば塩酸になります。塩酸は細胞を溶かし、破壊してしまいます。それを防いでいるのは、はり体内にあるマグネシウムイオンやカルシウムイオンなのです。これらのイオンは塩素と結合することで、その害を中和し、無害なものに変えてくれます。
 人体内で塩酸が存在出来るのは胃だけです。しかし、胃酸過多が続けば、自分で自分のタンパク質を溶かし、その結果、潰瘍ができ胃潰瘍として痛みが発生するのです。それを防ぐ為、胃壁は胃液に直接さらされることがないよう、粘膜質で保護されているのです。その粘膜質で重要な役割を演じているのも、他ならぬカルシウムやマグネシウムといったミネラル群なのです。

 人間の体がイオン化されたカルシウムやカリウム、マグネシウムなど多種多様のミネラルを必要としている理由が、ここにもあります。

 高血圧や成人病への対策ばかりでなく、塩素の直接の害をこうむらない為にも、塩化ナトリウムとともに多種のミネラル群をたっぷり含んだ本当の塩を摂る事の大切さがお分り頂けるのではないでしょうか。

二倍のパワーで悪と戦う2価のイオン

 ここで1価のイオン、2価のイオンとはどういうものかご説明をしておきましょう。1価とは原子価が1であるという意味で、水素原子1個と結合できる状態をいいます。いくつの水素原子と結合できる状態にあるかは、それぞれのイオンのイオンの性質によって異なります。例えば水はH2Oですが、これは酸素(O)1つに水素(H)2つと結びついた状態で、つまり、酸素は水素2つと結びつける分けですから、2価のイオンという事になります。

 カルシウム、マグネシウムも2価のイオンなので、1価のイオンに比べて、その結合力は2倍となりますから、身体に悪いものと結びついて、それを中和するパワーも2倍という事になります。
旧約聖書は「初めに言葉ありき」から説かれています。つまり、宇宙の創造は言葉のエネルギーから始まったと言っているのです。その言葉とは、オームであり、アウムであり、アーメンであり、南無であります。

 ゆえに言葉が一番大事であり、言葉によって病気も発症し、治るという事を説いているのです。その言葉が間違っていると間違ったエネルギーを引き寄せます。間違ったエネルギーを呼ぶ言葉とはマイナスなネガティブな言葉であります。

 例えば「死にたくない」とは、マイナスの言葉であります。プラスの言葉は「生きたい」でありますから、言葉の使い方に気をつけねばなりません。

 「失敗したくない」ではなく、「成功したい」なのです。「どうせ治らない」ではなく、「絶対治る」なのです。「私は弱い」ではなく「私は強い」なのです。祈りを行なう時には、言葉の使い方に気をつけねば効果はありません。多くの真言や言葉の誦句は全てプラスの言葉で出来ておりますので「私は力の結晶」や「私は強い」や「私は運が良い」などの言葉を口に出して祈って下さい。

その他の知識

コーヒーに牛乳を入れると混ざり合います。混ざったものであれば、元のコーヒーと牛乳に戻す方法があるはずですが、今のところありません。水であるH2OのHの水素とOの酸素を分離することができれば、水素エネルギーで車を走らせる事が可能になります。これも化学では無理なのです。しかし、体内ではこれらが起こっています。

 水と油は混ざりません。しかし、触媒である酵素などを使えば分離できます。混ぜるものは洗剤に入っている界面活性剤です。このように試験管の中で出来上がった理論では人間に害をもたらします。このように宇宙や地球の自然を考えない知識だけの誤りにより、公害の世の中になったのです。

遺伝子スイッチON・OFFとは!

ありがとうを10万回唱えたら「ガン」が消えました。
動画はコチラ

血液脳間バリアーとは!ブラッド、ブレイン、バリアー(3B)

この3Bを突破する事が脳細胞をもとに戻す方法であり、神秘の世界に通ずる唯一の方法ですが、多くの現代人は複合汚染にさらされ脳機能は麻痺状態か退化しており、脳からの指令が各器官に届かない為病気になり、治りにくくなっています。脳内に届くためには低分子化された物質が必要なのです。このような理由で、私、仙人は低分子のMRE輝源をお勧めしています。くわしくはコチラ

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