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2021年11月27日 [除霊]
NO305・・・ヒマラヤの思い出
7〜8年前頃は、インドの北から南まであらゆる聖者を求めて旅をしていた。この旅は師であるカレスワール、スワミの遺言のようなもので師は良く私に次のように言っていた。「お前たちは、いずれは私から離れ、インドの聖地を巡らなければならないときが来る。私もそうしてあらゆる聖者の元を訪ねた。これは一つの巣立ちの時で、いつまでも親に執着してはならない」。
ライオンは我が子を谷に突き落とし、鍛えるという。これは苛めではなく、親の愛情において突き落とすのである。一見すると突き放されたように寂しさを感じるのだが、その心境は親も同じであろう。
「この時、スワミは、このようにも言った。たとえ素晴らしい聖者に出会っても、ビッグボスであるシルディー、サイババの元からは決して離れてはならない。シルディー、サイババは偉大な聖者であり、仏陀やジーザスと並ぶ聖者なのだ。良いかこれは約束だ。私から離れたら悪いとは言わない。離れるより、私とお前は横を並んで歩かなければならない。前を歩いても、後ろから着いて来てもならない。この意味が分かるか?前を歩こうとすれば、必ず落とし穴にハマる時が来る。後ろを歩いては進歩はない」。
この遺言を実行した者は、私だけであろう。スワミと別れた後はリシケシを目指し、ウッタラカシー経由でヒマラヤの四大聖地の一つであるガンゴトリーを目指した。ガンゴトリーより高い位置にある聖地はゴーモクであり。ここがガンジス川の口と呼ばれているところで、ガンジス川に注ぐ最初の湧水がコンコンとあふれ出ている。
ガンゴトリーには二人の偉大な聖者がおり、一人のやや紳士的な人のアシュラムを訪ねた時に、今思えば、今から行おうとしていることがすでに始まっていた。この位置は高度3,000M以上であるから酸素は少なく、4,000M〜5,000Mには幻の植物が自生しているという。
私と一緒に行動をしていたS氏が聖者に尋ねた。私の病気を治すにはどうすれば良いでしょうか?そして悟りを得るにはどのようにすれば良いでしょうか?聖者は黙ってしばらく考え、S氏を連れてアシュラムの入り口へと向かった。入り口の上を見ると何かの花が吊り下げられている。乾燥するために吊り下げているのだが、その当時は花に興味が湧かなかったので重要な事をスルーすることになり悔やんでいるのだが、時が経って今になって重要なことであったことに気づく事になる。
この花を貴方に差し上げますので、これを煎じて飲みなさい。1〜2年飲み続ければ貴方の霊障は神の元へ送り返され、貴方は至福を感じるでしょう。どうですか?1〜2年ここで修業しますか?その期間、私はあなたに花を提供することが出来ますが、そうしますか?
ヒマラヤの奥地には花の谷と呼ばれる場所があり、一本の木に9つ違う花を咲かせる木があるという。ジャガンマーターと呼ばれる木であり幻と言われている。この木には未だめぐり合うことは出来ないのだが、先ほどの花の在りかと入手法が見つかった。
このガンゴトリーの入り口であるウッタラカシーの標高2,000Mの位置に私たちグループの修行場があり、顧問のシャーマンも数名いる。これからどこに進むか?神のみが知るで、すべてをシルディー、サイババに委ねるだけであります。ナーガランド州では、聖者が住む近くには、必ずある花が植えられている。ゆえに花を探すことによって聖者を探すことが出来た。バリ島の聖者は9つの果物の液汁を飲ませ、悪霊を吐き出させる治療法と境地を上げる儀式を行っている。・・・・・所変わっても共通点がありはしないだろうか?
中村 天風の 一日一話
■自然法則に従って生きる
人間は自然物の一つであるからこそ、当然、自然法則に従って生きるべきである。自然界はには、その種を問わず、自然の
法則に背反しているものは絶対に存在しないのが事実である。
それ故、人間は、真の健康を確立し、無病でかつ長寿でその生涯を全うするには、何をおいても自然法則に順促して生活
することが鉄則である。
■仙人補足
この世は真理においてすべてが行われいる。結果は原因があって起こる。今、自分が不幸なのは、三世(前世・今・未来)の世界のいずれかに
おいて原因を作った結果が今である。スイカの種を蒔けばスイカが実る。キューリの種を蒔いてスイカを期待しても、それは
不可能である。善根「(無貪(むとん)・無瞋(むしん)・無痴(むち)をいい、これを三善根という。また、善い果報を招くであろう善の業因(ごういん)をいう)」
。を今積まねば幸な将来は来ないし、過去世での過ちは消すことが出来ない。
いくら良い煎じ茶を提供しても、この意味を理解し、少しでも実行しないと難しいのであります。
ライオンは我が子を谷に突き落とし、鍛えるという。これは苛めではなく、親の愛情において突き落とすのである。一見すると突き放されたように寂しさを感じるのだが、その心境は親も同じであろう。
「この時、スワミは、このようにも言った。たとえ素晴らしい聖者に出会っても、ビッグボスであるシルディー、サイババの元からは決して離れてはならない。シルディー、サイババは偉大な聖者であり、仏陀やジーザスと並ぶ聖者なのだ。良いかこれは約束だ。私から離れたら悪いとは言わない。離れるより、私とお前は横を並んで歩かなければならない。前を歩いても、後ろから着いて来てもならない。この意味が分かるか?前を歩こうとすれば、必ず落とし穴にハマる時が来る。後ろを歩いては進歩はない」。
この遺言を実行した者は、私だけであろう。スワミと別れた後はリシケシを目指し、ウッタラカシー経由でヒマラヤの四大聖地の一つであるガンゴトリーを目指した。ガンゴトリーより高い位置にある聖地はゴーモクであり。ここがガンジス川の口と呼ばれているところで、ガンジス川に注ぐ最初の湧水がコンコンとあふれ出ている。
ガンゴトリーには二人の偉大な聖者がおり、一人のやや紳士的な人のアシュラムを訪ねた時に、今思えば、今から行おうとしていることがすでに始まっていた。この位置は高度3,000M以上であるから酸素は少なく、4,000M〜5,000Mには幻の植物が自生しているという。
私と一緒に行動をしていたS氏が聖者に尋ねた。私の病気を治すにはどうすれば良いでしょうか?そして悟りを得るにはどのようにすれば良いでしょうか?聖者は黙ってしばらく考え、S氏を連れてアシュラムの入り口へと向かった。入り口の上を見ると何かの花が吊り下げられている。乾燥するために吊り下げているのだが、その当時は花に興味が湧かなかったので重要な事をスルーすることになり悔やんでいるのだが、時が経って今になって重要なことであったことに気づく事になる。
この花を貴方に差し上げますので、これを煎じて飲みなさい。1〜2年飲み続ければ貴方の霊障は神の元へ送り返され、貴方は至福を感じるでしょう。どうですか?1〜2年ここで修業しますか?その期間、私はあなたに花を提供することが出来ますが、そうしますか?
ヒマラヤの奥地には花の谷と呼ばれる場所があり、一本の木に9つ違う花を咲かせる木があるという。ジャガンマーターと呼ばれる木であり幻と言われている。この木には未だめぐり合うことは出来ないのだが、先ほどの花の在りかと入手法が見つかった。
このガンゴトリーの入り口であるウッタラカシーの標高2,000Mの位置に私たちグループの修行場があり、顧問のシャーマンも数名いる。これからどこに進むか?神のみが知るで、すべてをシルディー、サイババに委ねるだけであります。ナーガランド州では、聖者が住む近くには、必ずある花が植えられている。ゆえに花を探すことによって聖者を探すことが出来た。バリ島の聖者は9つの果物の液汁を飲ませ、悪霊を吐き出させる治療法と境地を上げる儀式を行っている。・・・・・所変わっても共通点がありはしないだろうか?
中村 天風の 一日一話
■自然法則に従って生きる
人間は自然物の一つであるからこそ、当然、自然法則に従って生きるべきである。自然界はには、その種を問わず、自然の
法則に背反しているものは絶対に存在しないのが事実である。
それ故、人間は、真の健康を確立し、無病でかつ長寿でその生涯を全うするには、何をおいても自然法則に順促して生活
することが鉄則である。
■仙人補足
この世は真理においてすべてが行われいる。結果は原因があって起こる。今、自分が不幸なのは、三世(前世・今・未来)の世界のいずれかに
おいて原因を作った結果が今である。スイカの種を蒔けばスイカが実る。キューリの種を蒔いてスイカを期待しても、それは
不可能である。善根「(無貪(むとん)・無瞋(むしん)・無痴(むち)をいい、これを三善根という。また、善い果報を招くであろう善の業因(ごういん)をいう)」
。を今積まねば幸な将来は来ないし、過去世での過ちは消すことが出来ない。
いくら良い煎じ茶を提供しても、この意味を理解し、少しでも実行しないと難しいのであります。