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NO774・・・ババ・ファクルディン3,

NO774・・・ババ・ファクルディン3,
2022-10-17 | シルディ・サイババ
 そこには山がありました。その山の側で彼は「アッラー・・・・」とイスラムの祈りを唱えました。それから降りて来て、こう言いました。「神は一つです。全ての宗教はひとつです。私はここにいてもいなくてもどちらでも構わないのですが、ここに留まるようマスターに命令されました。ニームの枝はまだここにあるのです」



 今でもそこに小さな寺院があり、毎年ラマダン祭の期間しはその木から砂糖が流れ出します。今はもうその木は枯れています。完全に枯れているにも関わらず砂糖が、大量の砂糖がその木から流れ出します。何十万人もの人々が、そのだるがーでの奇跡を目にしています。



 私は両親から家を追い出された時、そのダルガー、つまりモスク、そのイスラム教の寺院に行きました。その中にはババ・ファクルディンのサマディーがあります。私は寺院の中に入り、座って瞑想をしました。それから両手でそのサマディーの墓を触りました。するとババ・ファクルディンが墓の中から出てきて、私の両手を掴んだのです。手は全く動かせなくなりました。



 私は必死で両手を後ろへ引こうとして、15分位もがきましたが、彼は私を捕らえて笑いながらこう言いました。「まだ力が残っているなら手を引いて見なさい」私の頭がおかしくなったわけではありません。私は必死にお願いしました。



 「お願いですから放して下さい!」ひどいパニックに陥りました。心臓が物凄い速さで脈打ちました。「お願いします!いったい何が望みなのですか?」「君はペヌコンダにとどまらなくてはならない。ここで沢山のダルマをしなくてはならない」と彼は言いました。

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