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NO776・・・重要なのは目標だけ

NO776・・・重要なのは目標だけ
2022-10-19 | シルディ・サイババ
 そのころの私には家がありませんでした。衣服は乞食がいる場所に置いていました。私が余りにも変わっていたので父が私を家から追い出したのです。実際、私はどこへ行っても瞑想ばかりしていました。授業にはまったくでないでいつも欠席していあtので、教師たちが父に文句を言いました。私が家で変なことばかりしていたので、父はこう決心したのです。



 「もしこの子を追い出せば、きっとひもじい思いをするだろう。食べる物がないから家に帰ってこなければならなくなり、私の言う事を何でも聞くようになるだろう」それが父の計画でした。ところが、私は家から追い出されて「なんて素晴らしい贈り物だろう!これで私は自由な鳥だ!」と思ったのです。



 私は乞食たちが住むところに衣服と本を置いていました。大勢の乞食たちが座っている列に一人、大きなひげをたくわえたとても年老いた人がいました。もう夜だったbのですが、寝る場所がありませんでした。私はその老人が座っている隅っこに寝るつもりで、その場所を予約しておいていたのです。「駄目です。ここは僕の場所なのですから。僕が確保しておいたのです。誰もここにいてはなりません。だめですよ」



 老人は微笑みました。「分かった。ここはお前の場所なのだね」その夜の1時半から2時ごろ、寝ている私に老人が近づいてきて私の髪を撫ぜ始めました。私がぱっと目を開けてみると、彼は泣いていました。私は大声をあげました。



 「どうして邪魔をするのですか?どうして触るのですか。向こうへ行って寝て下さい」「愚か者め。起きなさい」と彼は言いました。私はとても不安になりました。彼は乞食たちのリーダー的な人物でした。私を追い出すことも出来ました。私は「分かりました。何が欲しいのか言って下さい。申し訳ないですがあなたに渡すお金はありません。明日努力して何か渡すようにしますから」と言いました。

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