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2025年01月03日 [ソマチッド]

神秘的なソマチッドの宇宙

 午前のセミナーが終わったあと、広い芝生と木立のある庭をそぞろ歩いて、みんなで研究室のある建物へと向かう。玄関を入ると窓の外にはマゴグ河が迫って見え、陽春の光が静かなさざ波を描きだしていた。

 そして光溢れる素敵なテラス風の空間でランチを楽しんだあと、午後からはいよいよソマチッドを観察させてもらう事になった。ガストン・ネサーンの研究室は、そこから階段を下りた地階部分にあった。

 地階とはいえ傾斜地であるため、窓の外にはやはり陽春の光が緑の芝生をまぶしく映し出していた。研修室の突き当りの壁に、荘厳(そうごん)とも思える証明を背にして、気品あふれるソマトスコープのシルエットが見えた。

 思っていたよりもかなり大きい。これが世界でたった一台の、ここにしかないネサーンが開発したあの画期的な顕微鏡なのだ。これまでに大勢の医師や研究者たちが、このソマトスコープを覗いて、ソマチッドが繰り広げる世界に驚き、あるいは動揺したという。


 そこでは従来の生物学や医学ではとても信じられない、神秘的な「ソマチッドの宇宙」が観察できたからである。ネサーンのモントリオールの苦難時代のこと、ふとしたことからネサーンに出会い、それ以来ネサーンを援助してくれていたスチュアート財団からの命を受け、1972年の初春にこの研究室を訪れたダニエル・ペレ―助教授も、その時の驚きと感動を後に書き記している。
 
 その記録には、私は新しい研究室の大海原に乗り出した。とあり、また顕微鏡を覗いて血液中にチラチラ光る驚くべきソマチッドの大群を見たペレ―は、その様を、「雪」や「砂塵嵐」に例えた。

 こうしてすっかりソマチッドに魅了されたペレ―は、その時なんと11日間もネサーン宅にはりついて、ソマチッドの宇宙に酔いしれたのであった。ペレ―はその時、ソマチッドを見せてくれる驚異的な現象を、すべて映像に記録しておくべきと考え、それをスチュアート会長に提案した。

 ソマチッドが織りなす営みを映像で残すには、そのための装置が必要となるが、要するに、その装置を購入する資金をネサーンに与えて欲しいと懇願したのである。

 こうしてドイツの有名な光学機械メーカー・ヴィルト・ライツ社の装置がまもなく整った。以来、ソマトスコープから見えるソマチッドの宇宙が記録できるようになった。

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