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その１語源はギリシャ語（ソマチッドと７１４Xの真実）P３７２より抜粋

　ソマチッドは、生物を構成する要素の中で最も微小な生命体で、ガストン、ネサーン氏が、２１歳（１９４５年）から開発に着手して完成させた革新的なスーパースコープ「ソマツスコープ」によって発見されたものである。

　その命名は、言うまでもなくネサーンによるもの。ソマ（soma）は体、すなわち生命体、チッド（tido）はその生命体を創り出すと言う意味であり、両方ともギリシャ語が語源になっている。

　ソマチッドには、文字通り「生命を創り出す一番小さな要素」という意味が込められている。ソマトスコープは、この微小なソマチッドの生態を詳細に観察できるほど高性能の顕微鏡であるが、その原理は、従来の科学的知識を超えた理論によって開発されていて、詳細は明かされていない。

　これは、ネサーン氏ならではの特殊な光学顕微鏡であって、いわゆる位相差顕微鏡や暗視野顕微鏡とは全く違う。倍率は３万倍、分解能は１５０オングストローム、しかも、標本を生きているままの状態で見ることが出来るという独創的な特徴がある。