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　放射線による体への影響を、決して「風評」としてしまわないで下さい。人工放射線でガンになる事は、本書の通り当たり前の事実なのです。

　チェルノブイリ事故の後、ガンで亡くなった方は２００万人とも言われています。事故現場に近かったウクライナでは、それによって国がつぶれる可能性まであります。

　しかし、この時期でガン亡くなった方たちは、誰一人として被爆によるものと認定されなかったのです。そのため、政府は何もしませんでした。なぜ認定されなかったのか、それは、事故以外にも発ガン物質の摂取などの可能性があり、ガンの原因が放射能であるという証明ができなかったためでした。

　「疑わしきは罰せず」の原理で、放射能が原因でという判決は出きなかった為でした。そして、政府はそれを織り込み済みでした。いくら放射能でガンになったと訴訟を起こしても、裁判では認められないと。

　やはり、自分で対策するしかないのです。「汚染物質を口に入れたら、ガンになるリスクがある」これを肝に命じることです。

ガンの治療法に続きます。